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「藤峰さ…「お待たせしました！」
『ありがとうございます』
さっきの表情は打って変わっていつもの優しい笑みに戻った
『冷める前に食べましょう土井先生！』
「そうですね」
美味しそうにご飯を食べ進める
勘違いだったのだろうか…
「『ごちそうさまでした』」
2人で店を出てぶらぶらとお店を見て回った
『あの、タソガレドキのみんなにお土産買って行ってもいいですか？』
「もちろんです、私も他の先生方や生徒たちにお土産を買ってきます」
そう言って店を見渡すと綺麗な組紐を見つけた
藤の花のような紫
優しい色なのにどこか品があるようにも思える美しい色
まるで藤峰さんみたいだ…
「これください」
先生方と生徒たちのお土産と藤峰さんに渡す組紐を買い彼女に声をかけた
『良いもの買えましたか？』
「はい」
『良かったです』
「先程店の方に聞いたんですが近くに美味しいわらび餅の店が…『行きましょう！』ふふっ笑、もちろん行きましょうか」
彼女の色んな姿が見れた
今日誘って良かったな…
『今日はありがとうございました』
「こちらこそ」
『あの、土井先生』
「なんですか？」
『良かったらこれ貰ってください』
スッと手のひら渡されたのは澄んだ青空のような綺麗な色の組紐だった
「これ…」
『お土産買ってる時に先生に似合うと思って』
「嬉しいです！ありがとうございます…っ！」
『喜んでもらえて良かったです』
「実は私も…」
スッと先程買った組紐を渡す
「あなたに似合うと思い買ってしまいました」
『クスッ笑、同じこと考えてたなんて笑』
「そうですね笑」
私はつけている髪紐を解きもらった組紐で髪を結った
「どうですか？」
『お似合いですよ』
「次学園を来る際はぜひ身につけて来てくださいね」
『え』
「お揃いです！」
『！』
そう言うと藤峰さんはパッ顔を逸らした
赤い顔が隠せてませんよ笑
「私はやはり幸運だ」
『？』
「あなたみたいな素敵な人に出会えて」
なんて幸せなんだろうか
「あなたみたいな人に出会えて忘れる人なんていないんでしょうね？」
『ッ！』
「それでは！」
『嘘つき』
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ゆずこしょう(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (3月30日 11時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 土井先生って…練り物が苦手だけど夢主ちゃんの作った練り物料理だったら…全然嫌がらないし美味しそうに食べるかもしれない…それで食堂のおばちゃんにも気に入られたりするかも…？🤭 (3月30日 11時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 誰の賭けが当たるのか楽しみです！くの一教室にも話が広がってそう…土井先生も夢主ちゃんの事を…そのうち名前で呼んで夢主ちゃんも土井先生の事を『半助さん』って、呼んでほしい…。🥰 (3月30日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月26日 0時
