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半助side
「おい、見ろよあれ」
「すげー…」
「綺麗だなぁ…」
町を歩けば私の隣にいる彼女に男達は視線を向ける
「ギロッ」
「「「ビクッ！」」」
冷たい視線を送りつけてやった
私の大事な人をそんな目で見るな
『どうされたんですか土井先生？』
「…なんでも無いです」
当の本人はこれだもんなぁ…
雑渡さんたちも藤峰さんは仕事ではどんな気配や視線にも敏感なのに恋愛に関しては鈍すぎるって
『ちなみにどこに向かってるんですか？』
「近くに美味しい定食屋さんがあるそうです、お昼にしましょう」
『いいですね』
優しく微笑む彼女に思わず見惚れてしまう
それに…
『土井先生？』
「あ！す、すみません！早く店に入りましょう！！」
席に座り注文してお茶をすすっていると藤峰さんがある質問をして来た
『土井先生』
「なんですか？」
『すごく今更なんですけど…私のどこがいいんですか？』
「え？全部」
『真面目に答えてください！』
キッと睨むが耳を赤くして言うのでその姿は大変可愛らしい
「本当ですよ？藤の花のような綺麗な瞳も優しく頑張り屋さんな性格もたまに見せる照れた顔もそれから…『も、もういいです！』ははっ」
今度は顔まで真っ赤だな笑
『じゃ、じゃあ一体いつから私のことを？』
「…」
いつからだっけ？
いつの間にかすごく彼女に惹かれるようになっていた
でもきっかけは…
「あなたと話していくうちにいつの間にか惹かれていたんです」
『…』
「あと、なんだか懐かしい感じがしてとても居心地が良かった…気づいたらあなたの隣が欲しくなっていました」
『ボソッ…そこまで気づいてるのに』
「え？」
『いえ、なんでもありません』
「…」
そう言うと彼女は微笑んだ
しかし今度はどこか悲しそうに見えた
一体なぜ…？
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ゆずこしょう(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (3月30日 11時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 土井先生って…練り物が苦手だけど夢主ちゃんの作った練り物料理だったら…全然嫌がらないし美味しそうに食べるかもしれない…それで食堂のおばちゃんにも気に入られたりするかも…？🤭 (3月30日 11時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 誰の賭けが当たるのか楽しみです！くの一教室にも話が広がってそう…土井先生も夢主ちゃんの事を…そのうち名前で呼んで夢主ちゃんも土井先生の事を『半助さん』って、呼んでほしい…。🥰 (3月30日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月26日 0時
