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勘右衛門side
今から四年前
俺とAが初めて出会った日はそれはもう運命的だった
「今日から学園生活か〜！友達沢山出来るかな〜！」
るんるんで道を歩いていると茂みの奥から泣き声が聞こえた
茂みを抜けて見ればそこには女の子がじゃが見込んで泣いていた
「君大丈夫？」
『グスッ…』
「！」
ゆっくり振り向く女の子
目がバッチリ合った瞬間俺は驚いた
「かわいい…」
『へっ？』
桜色の瞳が宝石みたい
なんてかわいい子なんだ
もしかして桜の木のお姫様なんじゃないか？
そう思えるくらい素敵な女の子
「お、俺尾浜勘右衛門！」
『桜木…A…』
名前にも桜が入ってる
キラキラした目が綺麗だなぁ
「どうして泣いてるの？」
『道に迷って…』
「どこに向かってるの？」
『忍術学園…』
「えっ！？」
『？』
「俺も！俺も忍術学園に向かってるんだ！」
『本当？』
「うん！俺道わかるから一緒に行こう！」
そう言って彼女の手を握る
『あ、ありがとう…尾浜くん』
「えへへ！仲良くしてね！」
こうして俺たちは仲良くなったんだ！
話終わると庄左衛門と彦四郎がパチパチと拍手してくれた
「そうなんですね」
「まさに運命の出会い…」
「それだけで済んだら良かったのに…」
「「え？」」
「こいつ先生に入学者の確認取るときに…」
「尾浜勘右衛門と桜木Aだね？」
「はい！」
『はい…』
「仲良いね、幼馴染？」
『いえ、さっき会ったばっかりです…』
「さっき！？ま、まぁ友達が出来たみたいでよか…「違うよ！」え」
「Aは友達じゃなくて未来の俺のお嫁さんだよ！」
「『え』」
『…そうなんですか？』
「いや、私に聞かないでくれ」
「Aは俺の運命の人なんだよ！」
「なんて入口で叫ぶから先生たちも困っちゃって」
「若気の至りってやつだな、まぁ！どうせ本当のことだし！」
「付き合ってから言え」
そんなやりとりを目にした一年生二人は遠い目をして先輩を見る
「尾浜先輩すごいね…」
「見習いたくは無いかな…」
「そうだね…」
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
