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勘右衛門side
あの後手を離すのが名残惜しくてなかなか離せずにいたのを他の五年生にひっぺがえされた…悔しい
そして次の日にはAの熱も下がったようで教室に戻って来てくれた
「A〜♡」
『お、尾浜くん近い…』
「嬉しいくせに〜！」
『うぅ〜！』
「勘右衛門あからさまに機嫌が良いなぁ」
「見てみろAなんか顔が真っ赤だぞ」
「前以上にところ構わずイチャイチャしてるよね」
だってこの照れ方は今までとは違う
俺のこと意識して照れてるんだ
嬉しいに決まってるじゃないか！
俺はAの腰を掴んでグッと自分に引き寄せる
ビクッと反応して必死で赤くなった顔を隠すAがかわいくて仕方ない
『尾浜くん、ちょっと一回離れて』
「やーだ」
『人前でこんな恥ずかしいよ』
「じゃあ二人きりの時はしてもいいの？」
『ちがっ！？』
「ふふ、かわいい〜♡」
『っ！』
すりすりと頬擦りをするとAは俺を掴む手にぎゅっと力を入れた
照れてる照れてる
かわいいなぁ！本当！！
「こっち向いて」
『無理』
「顔見せて」
『恥ずかしい』
「A」
『…』
ゆっくり俺に目を合わせてくれた
Aの桜色の瞳が俺を捉える
『尾浜くんずるいよ』
「Aがかわいいのがずるいんだよ」
『またそうやってすぐかわいいって言う』
「だってかわいいじゃないか」
『そんなこと…「ねぇA」な、何？』
「好きだよ」
『っ！』
「好き大好き」
『お、尾浜くん…』
「もっと一緒にいたい」
今にも溶けそうなAに休む間も無く甘い言葉を伝え続ける
そのまま
そのまま俺に夢中になって
熱い瞳で俺を見続けて
もうちょっとで俺のもん
「なぁ、あれナチュラルにチューしてないか？」
「口にはして無いみたいだが…」
「見るな、見れば見るほどこっちが恥ずかしくなるぞ」
「「「バカップルめ…早くくっつけ！」」」
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
