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Aside
熱で頭がボーっとする
それにだるくて体が重たく感じる
それなのに…
『尾浜くんに…会いたい…』
「俺も、会いたかったよ」
『え…』
布団から顔を出すとそこには会いたくてたまらなかった彼の姿が
『どうして…』
「お見舞いに来たんだ、俺もAに会いたくて会いたくて仕方なかったんだよ」
『尾浜くん…』
「俺たち相思相愛だね」
にっと笑ってそう答える尾浜くん
嬉しい…
すると尾浜くんは私の頬に優しく触れる
「熱いね、頭痛く無い？気持ち悪かったりしない？大丈夫？」
『大丈夫だよ』
「何でも言ってごらん、俺Aのためなら何でもするよ」
『なんでも？』
「なんでも！」
それなら…
私は布団から片手を出す
『手、握ってほしい…』
「かわいいなぁ」
『ダメ…かなぁ？』
「ダメなもんか！言ったろ？なんでもするって」
そう言うと尾浜くんは優しく私の手を握ってくれた
「でもなんで？」
『尾浜くんに触れたかったの…』
「A…すごく嬉しいよ」
そのまま反対の手で尾浜くんは優しく頭を撫でてくれた
尾浜くんのはやっぱり落ち着く
『尾浜くん、もうちょっとでいいから…側にいて』
「もちろん、なんならちょっとどころかずっといるよ」
『ずっとは無理じゃ無い？』
「無理じゃ無いよ、約束する！Aが満足するまでこの手を離さない」
自然と繋いだ手に力が入る
このまま尾浜くんに甘えてもいいのかなぁ…
『尾浜くんありがとう』
「早く治して元気な姿を見せてね」
『うん』
そうして私は尾浜くんと手を繋いだまま眠りに落ちてしまった
『スー…』
「おやすみA」
ちゅっ
優しくおでこに口付けて尾浜はAの側を離れなかったそうだ
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
