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Aside
胸の中でぎゅっと何かを掴まれたような感覚が走った
尾浜くんの一つ一つの言動に感情が動かされる
『っ…！』
「！」
私は尾浜くんの首に腕を回してぎゅっと抱きついた
「A…？」
『私最近変なの』
「え？」
『尾浜くんに触れられた所がどうしようもなく温かくて、心地よくてしかたないの』
「！」
『尾浜くんにもっと触れてほしい…』
「え、あ…」
『私も尾浜くんにしか見せたく無い姿があるの』
「A…」
顔を上げられない
尾浜くんきっと驚いてる…
私から抱きついたこと
触れてほしいって言ったこと
頭の中を私で埋め尽くしてほしい…
はしたないかな
でも、彼に少しでも長く触れていたい
「ねぇ、A…それって…」
『…』
「はーい、そこまで」
「『！』」
「人の部屋の前でいちゃつくなよ」
「ちょっと三郎、邪魔しちゃ悪いよ」
「甘いよ雷蔵、やらせるなら二人きりでしてもらいたい」
私たちがいたのは鉢屋くんと不破くんの部屋の前
ぜ、全然気づかなかった
「邪魔すんなよ三郎！」
「邪魔されたく無いならもっとマシな場所を選べ」
「めっちゃ良いところだったんだぞ！」
「だからって私たちの部屋の前でおっぱじめるな！聞いてるこっちが恥ずかしくなる」
さっきの会話聞かれてたってことだよね…
は、恥ずかしいっ！
「ごめんねA、邪魔しちゃって…」
不破くんが私に話しかけてくれる
「もうちょっとで二人もって…A？」
『あ、その…ご、ごめんなさい！』
「あ！ちょっと待って！Aー！！」
私は恥ずかしさのあまり逃げ出してしまった
「Aの奴、いつもなら否定するのに…」
「ね、今回はそのまま逃げちゃったね」
「勘右衛門大丈夫か？」
「ふふっ…えへへっ！」
「ご満悦だね」
「ニヤけてるな」
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
