11 ページ12
Aside
「「「桜木先輩ー！」」」
『ユキちゃん！トモミちゃん！おシゲちゃん！どうしたの？』
同じくの一の後輩たちが私の所にやって来た
「実は舞のテストが来週あるんです」
私たちくの一は男子とは違った能力も求められる
舞を踊るのもまた必要な技術だ
「でも、シナ先生から中々良い反応をもらえなくて…」
「桜木先輩は舞もお上手だとお聞きしました！」
「教えてください！」
『もちろん！』
「「「やったー！」」」
かわいい後輩のため！
一肌でも二肌でも脱ぎましょう！！
練習で使ってる扇子を部屋から持って来なくちゃ！
『ちょっと待っててね』
急ぎ足で向かう
「あれ？A」
『お、尾浜くん！』
昨日のお風呂上がりでの出来事のせいか顔を合わせるのがちょっと今は恥ずかしい
「そんなに慌ててどうしたの？」
『えっと…くのたまの後輩たちから舞を教えてほしいってお願いされたの、だから部屋に扇子を取りに行く途中で…』
「…」
『尾浜くん？』
「俺もAの舞見たい！」
『え！？』
「一緒に見学させて」
ニッコニコでまさかの提案をしてきた尾浜くん
『えっと…あの…』
「嫌？」
『嫌じゃないけど…』
「決まり！早く扇子取りに行こう！」
マジか…
「あれ？尾浜先輩？」
「なんで尾浜先輩が？」
「俺もAの舞が見たくて来たんだ！」
「「「…」」」
『どうかしたの？』
「やっぱりあの噂は本当だったんですね！」
「『噂？』」
「桜木先輩と尾浜先輩は！」
「恋人同士だって！」
『！？』
後輩たちにもそんな噂って流れてるの！？
『ち、ちが！違うよ！！』
「「「えー！？」」」
「今はまだ違うよ〜」
『尾浜くん！』
またそういうことを〜！
「まだってどういうことですか！？」
「尾浜先輩は桜木先輩のことが好きなんですか！」
「うん！大好き！」
「「「きゃー♡」」」
『…』
恥ずかしすぎる…
誰か殺してぇ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
