八文 ページ8
『文次郎も女装するの？』
「当たり前だろ」
『…』
「なんだその変なモノを見る目は？」
『やめな、いろんな人に迷惑かけるから』
「は？どういう意味だ？」
『あんたがしたら女装じゃなくて妖怪になるでしょ』
「んだとっ！」
ぎゃーぎゃー騒ぐ文次郎をフル無視して商品を選ぶ
『ねぇねぇ、ここの髪飾り素敵じゃない？』
「そうか？」
『だからモテないのよ』
「はぁ！？」
花や鳥、蝶のモチーフをした髪飾り
すると文次郎はひとつ取りAの髪に当てる
『な、何っ！』
「これ、似合う」
選んだのはピンクの胡蝶蘭をモチーフにしたもの
『意外…こんな可愛いの選ぶなんて』
「そうか？似合うなぁって直感で選んだ」
『っ…！』
ぼっと赤くなるA
普段見せない顔が近くにあるためドキドキしている
「すみませんこれください」
「は〜い」
『いいの本当に？』
「当たり前だろ」
「お待たせしました」
「ありがとうございます」
「奥さんに贈り物？素敵な旦那さんね〜」
「『！？』」
文次郎のふけ…15歳とは思えない風格とAとの距離感に夫婦と間違えた店主
『いや、わ、私たちは…「どうもありがとうございます」はっ！？』
「行くぞ」
『ちょっ！？』
ぎゅっとAの手を握り店を出る文次郎
『なんで嘘つくの！？』
「別にいいだろ、よく行く店じゃねぇし」
『そうだけど！』
「それに嘘はついてない」
『え？なんて言った？』
「なんでも無い！」
なんやかんや言って手を離さない文次郎
耳もほんのり赤くなっている
いつかは本当の夫婦に…
そう思う文次郎
彼が選んだピンクの胡蝶蘭の花言葉
�爐△覆燭魄Δ靴討い泙広�
全ての色には�犢�福が飛んでくる��
無意識に選んだものだが自然と手を伸ばした文次郎
心からAを想う文次郎であった
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ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» 毎回素敵なコメントありがとうございます。二人のことこれからもよろしくお願いします！ (2月6日 20時) (
レス) @page25 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。紋次郎両想いになってから大胆ですね。話が進むたび格好いい紋次郎と可愛い夢主、お似合いです。 (2月3日 5時) (レス) @page23 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます！頑張ってキュンキュンできるようにします！ (1月31日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。紋次郎どんどん格好良く、夢主可愛いくてキュンキュンします。こちらの作品素敵です。 (1月31日 8時) (レス) @page20 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» またまた素敵なコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！ (1月30日 22時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年12月21日 0時
