三文 ページ3
『まぁ、無事に届けられたし良かった』
「ところで…」
『ん？』
「学園の罠に引っかからずにここまで来たのか？」
『うん』
「すごい！」
「いつも穴に落ちる伊作よりよほど忍者の素質があるんじゃないか？」
「大きなお世話だ」
『いや、引っかからなかったというか…』
「事務員の小松田秀作です！ご案内しますねって…うわぁっ！？」
ドサッ！
『大丈夫ですか！？』
「な、なんとか…」
その後も
ドサッ！ガサッ！ドンガラガッシャーン！
『こ、小松田さーん！』
『みたいな感じで…』
「なるほど、前を歩いていた小松田さんが先に引っかかるから大丈夫だったと」
『あはは…』
苦笑いを浮かべるA
『もう帰るね、渡せたわけだし』
「待て」
『何よ』
「送ってく」
『いいよ、すぐそこだし』
「ダメだ」
断固拒否してAを門の外まで送る文次郎
『じゃあね』
「もう来んなよ」
『あんたが忘れ物しなかったらね』
「うるせっ！」
姿が見えなくなり文次郎は部屋に戻る
「ん？なんだお前ら、まだいたのか？」
「まさか文次郎にあんなかわいい女の子の知り合いがいるなんてな」
「かわいいもんか！見ただろあの拳骨、強気な野蛮な女です〜」
「にしたってあの態度は無いだろ」
「あぁでも言わなきゃ学園に来ちまうから」
「なんでそんなに嫌がってるの？」
「…罠に引っかかって怪我したら大変だろ」
「「「へ〜」」」
「な、なんだ…その顔…？」
「ようは心配だったわけだな」
「不器用だなぁ」
「うるせー！」
「つまり、文次郎はあの子が好きってことか」
「なっ！？ち、ちち、違うっ！！」
「「「わかりやすっ！」」」
「顔真っ赤！笑」
「老け顔に美人は難易度がちょっと高いだろ」
「やかましいっ！」
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ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» 毎回素敵なコメントありがとうございます。二人のことこれからもよろしくお願いします！ (2月6日 20時) (
レス) @page25 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。紋次郎両想いになってから大胆ですね。話が進むたび格好いい紋次郎と可愛い夢主、お似合いです。 (2月3日 5時) (レス) @page23 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます！頑張ってキュンキュンできるようにします！ (1月31日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。紋次郎どんどん格好良く、夢主可愛いくてキュンキュンします。こちらの作品素敵です。 (1月31日 8時) (レス) @page20 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ユリリンさん» またまた素敵なコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！ (1月30日 22時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年12月21日 0時
