休日2 ページ32
「すみませんが一時的に寝泊まりできる場所を確保していただきたいのです」
『は？』
また急に呼び出されたと思ったら…
「実は久々に学園全体で休みを取りたいのです」
『久々に？』
「学園が休みの時は誰も学園に残ってはいけないのですが…」
『今までは好き勝手してた天女様がいたから中々休みが取れなかったと？』
「はい」
『一応私もお前らにとっちゃ天女っていう害悪だろ？』
「夢前先生はここしばらく教師として素晴らしい働きを見せて頂きました。一年は組やくの一教室からの評判も聞いております。」
『判断材料が少ない気もするけどなぁ』
「そこで、久しぶりの休みを取って先生も生徒も家族と再会させてあげたいのです」
『…まぁ、別にいいけど』
「ありがとうございます」
『で？休みっていつから？』
「明日です」
『は？』
こいつ…
明日までに行くあて探せと？
ざっけんなよ！！！
しかし決まってしまったことを覆すこともできず…
『はぁ…』
「夢前先生どうされましたか？」
『明日からの休みどこで過ごそうかと…』
「え！行くあて無いんですか！？」
『逆にあると思いますか？』
昨日約束した土井先生とのお茶タイム
話を聞いて驚く土井先生
「あの…」
『なんすか？』
「よかったら、ウチに来ますか？」
『え？』
「も、もちろん！先生が嫌じゃ無いなら…」
『でも、あのガキも一緒に住んでるって聞いたぞ』
聞けばあのガキ休みの日は土井先生の家に世話になってると
「きり丸もあなたに懐いてるし大丈夫かと」
『…とりあえず聞いてみましょう』
で、案の定
「夢前先生がうちに！」
『邪魔じゃねぇか？』
「全然っス！むしろ夢前先生と休みの日も一緒にいられて嬉しいです！！」
「ね！」
『じゃあ…邪魔させてもらおうかな』
「やったー！」
「いいなぁ〜きり丸」
「僕も先生と一緒に過ごしたーい！」
「僕も僕も！」
と、いうわけで休みの間は土井先生とガキの家に世話になることにした
「えへへ、先生と一緒に過ごせるなんて嬉しいなぁ」
『そうかよ』
「あの、よかったらアルバイト手伝ってもらっても…」
『別にいいけど』
「よっしゃ！」
「きり丸、あんまり迷惑かけるなよ」
「あ、土井先生もよろしくお願いします！」
「夢前先生がいれば少しは落ち着くと思ったのに…」
なんだかんだで大好きな2人と一緒で嬉しいきり丸であった
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ゆずこしょう(プロフ) - かなぶんさん» 修正しましたありがとうございます！こんな至らない点が多いですが、これからもよろしくお願いします！ (12月7日 22時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
かなぶん - いつも面白くて大好きです！あと一年ろ組なら孫兵じゃなくて孫次郎じゃないですか？間違ってたらすみません！いつも応援してます！ (12月7日 21時) (レス) @page40 id: d2a71bace5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ふなねこさん» ありがとうございます！これからも笑っていただけるよう頑張ります！笑 (12月7日 17時) (レス) id: 696f57e97a (このIDを非表示/違反報告)
ふなねこ - お話毎回面白くて、ついつい夢中で読んでしまいますww更新頑張ってください！！応援してます！ (12月7日 17時) (レス) @page38 id: 45dd51c332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年11月25日 20時
