外出2 ページ24
「私は…感謝しています…」
『感謝？』
「最初は…あの子が操られていると思いましたが…」
「夢前先生はすごく良い人なんです！」
「きり丸…」
「僕、あの人が先生になってくれてすごく嬉しいです！」
「…」
「私はあの子の先輩です…あの笑顔と言葉は本物でした」
『…』
「ずっと暗い顔をしていたきり丸が…」
『それで？私を信用したと？』
「いや、完全に疑っていない訳ではありません…やはり過去のことがある限りは…」
『それが正解だ』
「けど、あなたは少なくとも今までの天女とは違う…」
『ふーん…』
「ありがとう…ございます…」
『…ほら、お前しか道知らねぇんだ、早く行くぞ』
深く頭を下げるガキ
急かさせて本を取りに行く
『これで全部か？』
「はい…」
『じゃあ行くか』
本を包んで来た道を辿る
『…』
「どうかされましたか？…」
『あっちの道行くぞ』
「え？」
『早く！』
「…！」
走って違う道を抜けるとそこには…
「せ、先生！」
「怖いよぉ…っ！」
「あなたたち下がっなさい！」
呪霊に襲われているくの一教室のくのたまと山本シナ先生がいた
「くの一教室…！」
『これ持ってろ！』
バッと中在家に荷物を渡すとAは呪霊に突っ込んで行く
「っ…！」
「先生ー！」
『らぁっ！』
ザシュッ！
「「「！？」」」
『無事か！』
「「「天女様っ！」」」
「て…夢前先生」
『怪我人は？』
「あっちに足をやった子が」
『診せろ』
足を怪我したのは学園長の孫娘のシゲだった
『ガキ、どこやった？』
「え、えっと逃げてたら足を滑らせて膝を擦りむいたのと足首を捻りました…」
『呪霊に直接はくらってないんだな？』
「はい」
『わかった』
するとテキパキと手当の準備をはじめる
「ちょっと！おシゲちゃんに酷いことしないでよ！」
「変なことしたら容赦しないわよ！」
ユキとトモミが体を乗り出す
「大丈夫です！手当してもらってるだけです！」
天女が自分たちを助けて手当をする姿にくのたまたちは驚きを隠せ無かった
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ゆずこしょう(プロフ) - かなぶんさん» 修正しましたありがとうございます！こんな至らない点が多いですが、これからもよろしくお願いします！ (12月7日 22時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
かなぶん - いつも面白くて大好きです！あと一年ろ組なら孫兵じゃなくて孫次郎じゃないですか？間違ってたらすみません！いつも応援してます！ (12月7日 21時) (レス) @page40 id: d2a71bace5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ふなねこさん» ありがとうございます！これからも笑っていただけるよう頑張ります！笑 (12月7日 17時) (レス) id: 696f57e97a (このIDを非表示/違反報告)
ふなねこ - お話毎回面白くて、ついつい夢中で読んでしまいますww更新頑張ってください！！応援してます！ (12月7日 17時) (レス) @page38 id: 45dd51c332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年11月25日 20時
