鬼滅の刃 伊黒小芭内の妹

裁判・柱合会議　その弐 ページ14

しのぶ「まぁいいじゃないですか。おとなしくついてきてくれましたし。処罰はあとで考えましょう。
それよりも私は2人から話を聞きたいですよ。
2人が鬼殺隊てありながら鬼を連れて任務にあたっている。
そのことについて当人から説明を聞きたい。
もちろんこの事は鬼殺隊の隊律違反に当たります。その事は知っていますよね。
竈門炭治郎君。伊黒アヲイちゃん。
何故鬼殺隊でありながら鬼を連れているんですか？」

宇髄「聞くまでもねぇ」

しのぶ「ゆっくりでいいですから話してください」

炭治郎「俺の！俺の妹なんです ｶﾞﾊｯｶﾞﾊｯ」

アヲイ「炭治郎。私が話すよ」

炭治郎「アヲイ…すまない。」

アヲイ「炭治郎の妹なんです。炭治郎が留守にしている間に襲われ帰ったら家族は死んで、その妹が鬼になったそうです。禰豆子ちゃんは鬼だけど人は襲ったことはないんです。今までも、これからも。人を傷つけるようなことは絶対しません！」

伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな。身内、友人なら庇って当たり前、言うことすべてが信用できない。俺は信用しない」

悲鳴嶼「嗚呼。鬼に取り憑かれてるんだ。早くこの哀れな子供達を殺して解き放ってあげよう」

アヲイ「お願いです！聞いてください。炭治郎は、禰豆子ちゃんを人間に戻す為に鬼殺隊に入ったそうです！
私は悪い鬼を斬る為に入ったんです！
禰豆子ちゃんが鬼になったのは2年以上前のことで、その間禰豆子ちゃんは一度も人を食べた事はないんです！」

宇髄「話が地味にぐるぐるまわってるぞ、阿呆が。人を喰ってないこと、これからも喰わないこと。口先だけでなくド派手に証明してみせろ」

時透「なんだっけあの鳥…えっと」

甘露寺「あの。でも疑問があるんですけど…お館様がこの事を把握してないとは思えないです。いらっしゃるまでとりあえず待ったほうが…勝手に処分していいんでしょうか」

不死川「おいおい。なんだか面白いことになってるなぁ。鬼を連れたバカ隊員はそいつかぃ。
一体全体どういうことだぃ？」

裁判・柱合会議　その参→←捌.裁判・柱合会議

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す