君を探して三千里【マッシュル-MASHLE-】

私と七魔牙(4話から) ページ33

きっとお父様は誰かをここに送って来ている
お兄様達にはもっとすごいことをやらせてると思うから…セルくん、あの人しかいない

神覚者に見つかったら面倒くさいから一回合流したいところだけど…




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あのまんまるな頭は…！


『セルくん！』



久しぶりに会えたことが嬉しくて思わず抱きつく



「A様…！大丈夫ですか？お怪我は！？」
「A様の顔に傷でもできたら…そいつは処分しなければ、まずこんな危険なことをA様にさせるなんて不安だったんだ………」



セルくんとは昔から仲良くしていた。感覚では幼馴染みたいな感じ
何故か知らないけどちょっと過保護。それもセルくんが優しいからなんだけどね



『大丈夫だよ。そっちこそお兄様は大丈夫？』



「あぁ、A様がここに潜入してから一回ちょっとありましたが、今は大丈夫です」



『そっか。セルくんは無理してない……訳ないか、見て分かるもん。クマすごいよ？またお仕事？』




「……すみません…」




セルくんはバツが悪そうに顔を背ける




『ううん、セルくんがお父様の為に頑張ってるのは知ってるから。仕方ない事なんだもんね』




私の我儘でセルくんを制限することは出来ない。だってそれがお父様の望むことなんだから
私がお父様に逆らう事は許されない




『辛くなったらいつでも言ってよ。また寝付けるまで一緒にいるから』




「い、いや。それはちょっと……」





『ダメなの…？』





「……そんなことはありません。ありがとうございます」






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『あ、そうだセルくん。ここに今神覚者がいるみたいだから気をつけてね』




「思っていたより早いですね…」




『私はこれからやらなきゃいけないことがあるからもう行くね』




「分かりました。気をつけて下さいね』




『大丈夫だよ。ありがとう』



















ごめんね、セルくん


私、もう君とは一緒に居れないよ













そして、お父様



ごめんなさい。貴方を裏切るような事をして




けど、ここに来てから思うようになっちゃったんだ











お父様の考えは間違ってるって















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今、ストーリーの展開と夢主ちゃんの設定を練り直している為、更新が遅くなっています。作者のマッシュルの知識量はアニメとネット上のサイトとかだけです

曖昧なまま進むと今後のストーリーがおかしくなってしまうので、どうかご了承ください

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

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