私と神格者 ページ31
アベルさんが何処に居るのかエレカさんに聞いとけば良かった…
『どうしよう、迷ってる…』
早く行かなきゃなのに……
あ！人が居る！！丁度良かった〜
あれ？あの顔は…
神格者、“レイン・エイムズ“
そう分かるのに時間は要らなかった。血がさーっと引いているのが分かる
なんで神格者がこんな所にいるの？私の魔力制限がバレたとは考えにくいし、お父様の事も私は一切情報を漏らしてない
いや、違う
バレたんだ。お父様の存在が
お父様はマッシュを探してるから誰かしらをこっちに送って来ていても不思議ではない
と、いうことはマッシュの事を言わなかった私もバレる
思わず立ち止まって深く考え込んでいると神格者がもうすぐそこまで近づいてきていた
『(今はバレないようにしなきゃ、考えるのは後)』
「怪しいなお前……調べさせてもらうぞ」
『へ？』
「今からこいつでお前の本当の魔力を測る。学生かどうかは魔力の量を見れば分かる」
「オレ様は今まで何千もの魔法使いの測って来たクモ。お前が普通の魔法使いと分かれば通してやるとレイン様は言ってるクモ」
こんなクモに破られたらお父様とお兄様の顔に泥を塗っちゃう…私の魔力制限はどんな魔法士ですら見抜けないくらいには高度だから心配は要らないけど
そんな呑気な事を考えてたら目の前から剣が飛んでくる
『…”ブローディア“！』
来ると分かっていれば止める事は簡単
「…至って普通の数値クモ」
「そうか…」
「これまでの非礼詫びさせてくれ。申し訳ない」
『いやいや！そんなわざわざ頭下げなくてもいいですよ』
「お詫びにこれを…」
『ハンカチ…？』
「巻けば傷が癒える魔法のハンカチだ」
『うさぎさん柄……かわいい…』
神格者でこの見た目なのにうさぎさんが好きなんだ…
『…っふふ』
「……」
思わず笑ってしまうと無言の圧力
『あ、いや別にうさぎさん柄を笑ってるわけじゃないんです』
『ただ、(神格者様が)可愛いいし、(貰ったことが)嬉しくて、ただ笑っただけなんです』
「…この先は気をつけて行け、どうせアベルのところに行くんだろう」
『…！何で知って』
「お前がマッシュ・バーンデッドの姉なのはジジイから聞いている。マッシュ・バーンデッドの後を追って行くんだろう」
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坦々麺(プロフ) - 夢主ちゃんの発言にヒントがちょこちょこ散りばめられてるので漫画読破して人は分かるんじゃないかなって思います。 (2月21日 21時) (
レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます。夢主ちゃんが二本線なのは出生が関わってますね。ストーリーのネタバレになるので詳しくは言えませんが、作者が二本線の中でも魔力が低いのに本当はめちゃくちゃ魔力多かった！？ってなったらかっこいいなという妄想でもあります。 (2月21日 7時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 風邪ですか…最近流行ってますよね…早く治れば良いですね！夢主の質問なのですが、何故一本線ではなく、二本線にしたのか教えてほしいです！魔力を隠しているのなら何故二品線にしたのかが気になります！ (2月20日 23時) (レス) @page27 id: be2fe8a188 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - meeさん» コメント嬉しいです。meeさんもお大事に！ (2月20日 6時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - ユカさん» コメントありがとうございます！早く治せるように頑張ります。 (2月20日 6時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：坦々麺 | 作成日時：2024年2月5日 23時
