君を探して三千里【マッシュル-MASHLE-】

君と七魔牙 ページ21

消灯時間を過ぎたのに、レモンちゃんが部屋に帰って来ない

あまり外には出たくないけど、レモンちゃんを探しに行く






レモンちゃんを知らないかマッシュに聴きに行こうと思ったらマッシュ達が全員廊下に居た

なんでこんな時間に…





『四人ともこんな時間に何してるの…？』




「あ、姉ちゃん」




「Aこそ、何故こんな場所にいる」




『レモンちゃんが消灯時間を過ぎても部屋に戻って来ないから、心配で探しに来たの』




「Aは弱々しくて七魔牙に見つかったら面倒だ。一緒に来い」




他の人から聴けば貶してるように聞こえるかもしれないけど、これもランスくんに優しさなんだろうな





そんなこんやで四人と一緒に行動していると_____




「おい、あれ！」



『あんなとこにいたのぉ？』

『レモンちゃ〜、んぅ』




レモンちゃんを呼ぼうとした時にランスくんが口を塞いでくる


急になんで…




「待て、様子がおかしい」






レモンちゃんの挙動が急におかしくなる。


何…？あの動き、まるでロボットみたいな…






……！


危なかった…隠れてなかったら絶対にバレてた





「あれは完全に魔法だ。どうしたものか…」



「待って！どっか行っちゃうよ？レモンちゃん」




「追わなきゃ」






レモンちゃんを追いかけていくと、そこには壁が



と、いう事は隠し扉が何処かにあるはず








「落ち着け、これは魔法だ』



『ディスクロズ』




マッシュに縋り付いて泣いてる二人に魔法だと言い、呪文を唱える




そうすると床に大っきい扉が現れる





やっぱり隠し扉があったんだね、じゃあこの中にレモンちゃんが……





「俺の力では扉の姿を晒すまでが限界だ」



「扉の鍵を開けるにはまた特別な魔法が…」




「“マシンガンエクスプロム”！！」




ドットくんが魔法を撃つが、扉はびくともしない







マッシュが急に兵隊さんの甲冑…？を持って来てテコの原理を使い、扉を開けた




『天井突き抜けちゃってる……』



















「レモンはこの中にいる。そして恐らく七魔牙もな」









レモンちゃんは絶対に返してもらう。だって、初めてできた女の子の友達なんだから

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