君を探して三千里【マッシュル-MASHLE-】

君とコイン争奪戦 ページ19

マッシュとフィンくんの部屋に遊びに行こうと思ったら、何故かランスくんとドットくんが睨み合ってるんだけど……


これ入って良いの…？




「何故貴様がこの部屋に居る。そして何故髪型が変わってる」





いや、なんでそんなあたかも自分がこの部屋に居るのが当たり前みたいに話してるの





「それはこっちのセリフだ。イメチェンだ、イメチェン」





イメチェンは普通に似合ってるから良いと思うよ！









「なんでランス君もドット君も僕の部屋で喧嘩してるの！？」



『ごもっともだよ、フィンくん…』



「Aちゃんは今何処から現れたの！？」











「面白くない率500%だぜ。出てけこの部屋から」





中指立てるのよくないぞぉ





「イライラするぜお前見てっと！俺はツラがいいヤツが死ぬほど嫌いなんだ！！」




「フン、俺も品のないヤツは死ぬほど嫌いだ。今すぐこの世から消し去ってやってもいいんだぞ」




「上等だ。3回殺してやるぜ」



「いいだろう。相手になってやる」







なんだか、嫌な予感がする……








「お願いだからやるならよそでやって！！」



「本当。部屋の物が壊れるから外でやってくれない」







まさに一触即発という状況でマッシュがドアを壊して入ってくる


ちゃっかりドアを壊してる事はおいておくとして、マッシュのお陰で喧嘩は一旦中止に








「ったく、ふざけてんじゃねぇぞマジで」





「ほらコレ」


「何、コレ？」




「は？人の部屋上がるときの手土産だろうが。常識だろ」





ドットくんが取り出したのは綺麗にラッピングされたハーブティー

チョイスがオシャレ…





「めちゃくちゃ香りが良いから、それ俺のお気に入り」


「あぁ、うん」






『ドットくんってハーブティー飲むんだね』
『今度オススメとか教えてくれない？』



「勿論！なんなら一緒に買いに行きましょう！」



『ふふ、良いね。今度一緒に行こう』






それを良く思わない人物が二人いたのだが、Aはそういう感情に疎いため気付かない








なんだかドットくんと少し仲良くなれた気がする






「いやー、なんだかんだ今日も平和ですなぁ」




「何を悠長な、策を講じるぞ今から。コイン獲得のな」




「あ〜彼女欲しー」






恐ろしいくらいに話が噛み合ってない…

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