君と水色髪の男の子 ページ12
そして翌日
「マッシュ！今からドゥエロの練習に行くぞ！夢にときめけ明日に煌めけ！！
「マッシュ君、勉強苦手だって聞いたんでこれ一緒に勉強しましょう」
今日も今日とてマッシュの周りには人が沢山いる
嬉しいよ、お姉ちゃんは…
どうやら2人に迷惑してるのかマッシュはフィンくんに助けを求めるが、巻き込まれたくないのかフィンくんは寝たふりをする
マッシュのためなら止めてあげたいところだが、生憎私の手にも負えないのでよそ見をする
「楽しそうじゃないか。俺も混ぜてくれよ」
あ、あの人は…！
ひえ…もしかして睨んだときの復讐に…！？
「いや楽しくはないですよ」
「そうか、じゃあもっと楽しいことしよう」
「楽しいこと……かくれんぼ？」
かくれんぼって…そんなことやるような顔に見えないけどな…
「この瓶は特殊な魔法道具だ。かなり昔のものなんだが__」
水色髪くんが蓋を開けるといつの間にか瓶の中へ
咄嗟の出来事に抵抗する暇も無かった
あの時睨んでごめんなさい…命だけは…
『マッシュぅ…助けてぇ……』
「これを返して欲しかったらフクロウ小屋の横の堀へ来い。待ってるぞ」
・
・
・
フクロウ小屋の横の堀へと来いと言われたマッシュは大人しくその発言に従った
「何するの」
「賭けだ。お前も欲しいだろ？このコインが」
「銀のコインだと！？しかも2枚、一部の上級生しか持っていない筈だぞ！」
『マッシュ以外に持ってる人いたんだ…』
水色髪くんは私と同じ2本戦…
けど、魔力制限をしてる私の魔力の2倍ぐらい…
同学年で初めて見た
相当強いんだなこの人…
「お互いに銀のコインを賭けて勝負する。負けは戦闘不能かギブアップ」
「この学校じゃ魔法を使った決闘はこれ以外タブーだからな。まぁ、お前はやるしかないわけだが、これが俺の手にある限り」
マッシュは沈黙を貫く
「それにお前の性格上これが俺の手にある時点で何かと都合がよさそうだしな」
「ま、普通にやっても結果は目に見えてるが…編入試験の時のお前の行動は甘すぎる。自分の目的より他人を優先させる」
「そんなふざけたヤツに俺が負ける事はありえない」
…
やっぱあの時睨んでおいて正解だったかも
「…？どうした、怖気付いたか？」
「いや、そういうのいいから早くやろう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
坦々麺(プロフ) - 夢主ちゃんの発言にヒントがちょこちょこ散りばめられてるので漫画読破して人は分かるんじゃないかなって思います。 (2月21日 21時) (
レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます。夢主ちゃんが二本線なのは出生が関わってますね。ストーリーのネタバレになるので詳しくは言えませんが、作者が二本線の中でも魔力が低いのに本当はめちゃくちゃ魔力多かった！？ってなったらかっこいいなという妄想でもあります。 (2月21日 7時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 風邪ですか…最近流行ってますよね…早く治れば良いですね！夢主の質問なのですが、何故一本線ではなく、二本線にしたのか教えてほしいです！魔力を隠しているのなら何故二品線にしたのかが気になります！ (2月20日 23時) (レス) @page27 id: be2fe8a188 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - meeさん» コメント嬉しいです。meeさんもお大事に！ (2月20日 6時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
坦々麺(プロフ) - ユカさん» コメントありがとうございます！早く治せるように頑張ります。 (2月20日 6時) (レス) id: 14a944a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：坦々麺 | 作成日時：2024年2月5日 23時
