第八話 大親友復活！ ページ9
◆◇◆◇◆sideA
あれから数日が過ぎた｡
昨日の夜､親友女子･名前からメールが送られてきた｡今日から学校に来るそうだ｡
全く親友女子･名前ったら初日から早退だなんて目立つことしたよなぁ｡
私は親友女子･名前に会えることにワクワクしていつもより早く学校へ向かった｡
教室に入ると案の定親友男子1･名前と親友男子2･名前がいた｡
大体私が学校に着いて教室に入ると､この二人がいることが多いのだ｡
「おはよ､A」
「よっ！」
二人との仲は数日間で､休み時間一緒に遊んだり､一緒にお弁当を食べたりできるまでに成長した｡
しかも昨日､3人で連絡先も交換したのだ｡……まだ宜しくねと送っただけだが｡
「ねぇ！今日から親友女子･名前が来るって」
私が自信満々に宣言すると､親友男子1･名前は優しく微笑み私の肩にポンっと手をのせた｡
「そっか、よかったな｡……Aにとって親友女子･名前は俺にとっての親友男子2･名前みたいなもんなんだろ？」
うん、つまり大親友ってことか！
親友男子1･名前と親友男子2･名前は間違いなく大親友だから｡
私は大きく頷いた｡すると親友男子2･名前は､
「良かった……。実は親友女子･名前とは家が隣で幼馴染みなんだ｡そういう話、聞いたことないかい？」
と、衝撃の事実を口にした｡
親友女子･名前は私が男子嫌いなのを知っているから紹介しなかったんだ｡なんて優しいんだろう｡
そして何となく謎が解けた｡二人が仲良くしてくれるのは私が悪い子じゃないことを親友女子･名前から聞いているのかも知れない｡
親友女子･名前､ありがとう｡変わるきっかけをくれて｡
二人とも、ありがとう｡私のことを変えてくれて｡
「じゃあ､遊びに行くか！」
親友男子1･名前が思い立ったようにいった｡
私と親友男子2･名前は顔を見合わせる｡
「校庭で鬼ごっこでもする？」
ここで親友男子2･名前のナイスな提案が｡
私と親友男子1･名前は親友男子2･名前に向けてグッドポーズ｡
そしてタイミングを揃えて……。
「「賛成！」」
雲ひとつない快晴の空に向かってそう叫んだ｡
私たちは3人仲良く手を繋いで校庭へと向かった｡
校庭には美しい桜の花が咲き乱れていた｡
◆◇◆◇◆
一章･end
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作者 - お知らせです。スマホがぶっ壊れましたので、3dsで更新します (2020年4月8日 11時) (
レス) id: 9780752fa5 (このIDを非表示/違反報告)
綾芽 - 面白い。更新ファイト！ (2020年4月6日 15時) (レス) id: 49419d4c4d (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 小説読ませてもらってます。Snow Manっていうグループのメンバーの名前で読んでます。お話面白いです。これからも更新頑張って下さい。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アメノエナ - え、好き。（突然の告白）応援してます頑張ってください！ (2020年3月25日 10時) (レス) id: ade8211ab6 (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - とても面白いです！更新頑張ってくさい！楽しみにしてます！ (2020年3月18日 10時) (レス) id: 17f4c87d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*lemonsoda* x他2人 | 作成日時：2020年3月16日 8時
