【刀剣乱舞】主には秘密だぞ？/よ？【亜種】

山姥切国広 ページ2

今回は俺、山姥切国広だ。
何を話そうか悩んだ末、俺が来た日を話そう。主はとても優しかった。俺は、『優しい』すら、『悲しい』すら・・・何もかもの感情が分からなかった。1番苦労して今でもよく分からないのは


『優しい』


優しい、ってどんな感じなのだろうかずっと分からないまま。事件は初めての食事で起きた

歌仙「切国はどんなのが好きなんだい？」

切国「？？どんなの、って」

歌仙「あぁ。どんな食べ物が好きだい？」

切国「？？」

歌仙「ゑ・・・あ、主ぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！！！！」

主「ど、どうした歌仙！？」


この時、俺は初めて『美味しい』と言う言葉を知った。そんな時主は、


主「え？マジで？？・・・なら、今からでも『感情』を学ぼうぜ！」

切国「けど、俺は((主「俺は？？」・・・何でもない。でも、いいのか？？それだけでもあんたの時間を奪う事に((主「それでOK」は？」

主「学校・・・それじゃあ寺子屋はどうなるんですか？」

切国「？？」

主「寺子屋で教えてる大人はどうして教えてるんでしょうね」

切国「ｯ！！」

言葉が、出てこなかった

主「いいですか？赤ん坊は泣く事しか初めは分からない。そこから親や友達、大人、自分より年下の子、自分より年上の人から沢山の人から学びます。俺は人から優しさを貰ってばっかりで・・・だから、優しさを貰った分人を幸せにして、不幸になった分幸せを貰って、泣いた分自分を幸せにして、泣かせた分人を幸せにして、優しさをあげた分幸せを貰って、人に時間を貰ったらその分学べて。それで将来に、今に活かすんです。そう俺は決めています。切国、君はまだ、ここに来たばっかりです。それにここに刀剣はいずれ沢山来ます。そしたら学んだ分、来た刀剣に教えてあげてください。だから、俺は君に時間を与えます」

切国「・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

意味が分からず涙が出てきた。ｷｭｯって胸が締め付けられた

主「あれ、泣いちゃった？ﾖｼﾖｼ(｡･ω･)ﾉﾞ」

切国「ぅ、くぁ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

主「うんうん。これからよろしく。山姥切国広」

切国「ぁあ」


まるで俺より生きているような言葉を喋っていた。だから、俺は主に時間を貰って、学んで、来た刀剣に教えている。分からなかったら主の元に行って時間を貰って。




『今、幸せか？』って聞かれたら









『あぁ。とても、幸せだ』胸を張ってそう言える

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