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＊ ページ45

美勇人とあんなことがあったけど、

わたしの体も脳みそも、安井不在の忙しさで疲れはMAXだったから、

気づいたら朝だった。

急いでシャワーをあびて、仕事の準備をする。

安井がいない間、毎日余裕が無さすぎてしんどかったけど、

この時ばかりは余裕が無いことに感謝した。

忘れよう

美勇人も酔ってたから。

きっと昔みたいに

なにかに疲れて甘えたくなっただけ。

安井が帰ってくるまで、

気を抜く訳にはいかない。

リビングのソファーにぐちゃっと丸められたブランケットを横目に

早足で会社に向かった。

K.H→←M.M



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作者名：パセリ愛好家 | 作成日時：2020年8月22日 5時

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