漆拾肆 女将さんって手強い ページ39
須「あの子を鬼殺隊?」
ま「なんであんな頓珍漢な格好をしてんの」
須「わけわかんないです」
帯「(なんなのアイツはなんで速さ。いやそれよりも
今、音が三つ鳴らなかったか?落雷のような音
が重なって二つ鳴った。一つはアイツ、もう一
つは上から___)」
その場の全員「!?」
帯「(風…!?風穴が空いたの!?地上から何をした
ら地下まで穴を開けられるのよ)」
「何だァ…?」
ワクワクとドキドキが止まらねぇぜ!!!
帯「(…いる。誰か入ってきた。この気配!!
柱!!)」
ま「天元様…」
天「まきを、須磨、遅れて悪かったな。こっからはド
派手に行くぜ」
まきをside
昔はこんなんじゃなかったんだけどな。
死ぬのは嫌じゃなかった。
そういう教育を受けてきたから忍だから。
特にくのいちなんてのはどうしたって男の忍に力が劣るんだし命を賭けるなんて最低限の努力だった。
天「自分の命のことだけ考えろ。他の何を置いても俺
の所へ戻れ、任務遂行より命。こんな生業で言っ
てることちぐはぐになるが問題ない。俺が許す。
俺は派手にハッキリと命の順序を決めている。ま
ずお前ら三人次に堅気の人間たちそして俺だ」
三人「…?」
天「鬼殺隊である以上当然のほほんと生きている一般
人も守るが派手にぶっちゃけると俺お前らのが大
事だから死ぬなよ」
…そんなこと言っていいの?
自分の嫁なんか優先してたら大した仕事できないけどいいの?
雛「いいんじゃない?天元様がそれでいいと言うな
ら。死ぬのが嫌だって生きていたいと思うのだっ
て悪いことじゃないはずよ。そう言う自分が嫌じ
ゃなければそれでいいのよきっと」
そんなことを思い出していると天元様がアタシと須磨の頭を撫でた。
天「派手にやってたようだな。さすが俺の女房だ」
須磨が泣き喚いた。
伊「オィィィ祭りの神テメェ!!蚯蚓帯共が穴から散
って逃げたぞ!!」
天「うるっせええ!!捕まってた奴ら皆助けたんだか
らいいだろうが。まずは俺を崇め讃えろ。話はそ
らからだ」
「天元様、早く追わないと被害が拡大しますよ」
天「野郎共追うぞ。ついて来い。さっさとしろ。どけ
どけェ!!宇髄様のお通りだ!!ワハハハ」
伊「くそォ速ェ!!」
その頃Aは女将さんに行くんじゃないよと抱きつかれ、抱きつく女将さんを引き剥がすのに苦戦していた。
44人がお気に入り
「鬼滅の刃」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
C(プロフ) - クルミさん有難う御座います!更新頑張ります♪ (2021年9月10日 17時) (レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 面白かったです!更新頑張ってください! (2021年9月9日 19時) (レス) id: de912df31b (このIDを非表示/違反報告)
C(プロフ) - シャーリーンさん有難う御座います!凄く嬉しいです!なるべく更新できる様に頑張ります! (2021年8月21日 6時) (レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
シャーリーン - まじ好きです、更新頑張ってくださいね! (2021年8月18日 0時) (レス) id: 6939ec7c5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神楽坂 | 作成日時:2021年8月13日 17時