漆拾 火事 ページ35
Aside
…外から凄い音がした。
戦闘が始まったね。
黒い布を被り、隊服に着替え髪の毛と目の色を元に戻し、化粧を取って狐のお面をつけ刀を持った。
油を誰も使っていない部屋に撒く。
マッチを擦って油を撒いた所に捨てる。
そして、すぐに部屋が火の海に呑まれた。
思いっきり息を吸い声を低く、少し殺気をのせて叫ぶ
『火事だ！逃げろ！火事だー！』
昔、雪音が言っていた。
雪「遊郭ってね、火事が頻繁に起きるの。だから普段
から訓練していて、遊郭の人たちは避難が早いん
だよ」
その時、学校で火災訓練をやっていた。
鬼から速やかに避難するのは火事が一番だと判断したから火をつけた。
近くの人を誘導して、避難させる。
〜その頃の炭治郎〜
堕「いきてるの。ふぅん。思ったより骨がある。目は
いいね綺麗。目玉だけほじくり出して喰べてあげ
る」
炭「禰豆子ごめん。肩紐が千切れた。背負って戦えな
い。箱から出るな。自分の命が危ない時以外は。
水の呼吸 肆の型 打ち潮・乱」
堕「(空中での身の熟し悪くなかった…そして上手い
こと切り離したわね。鯉夏を閉じ込めている所
を)可愛いね不細工だけど。なんだか愛着が湧
くな。お前は死にかけの鼠のようだ」
〜切見世〜
雛「天元様。私には構わずもう行ってくださいませ。
先程の音が聞こえましたでしょう。鬼が暴れてい
ます」
天「本当に大丈夫だな？」
雛「はい…お役に立てず申し訳ありません」
天「お前はもう何もしなくていい。解毒薬が効いたら
吉原を出ろ。分かったな」
雛「…はい」
〜その頃のA〜
…鯉夏さんは…あそこか！
見つからずに持って来れるかな？
…やるっきゃない！
ダッ
ギリセーフ。
攻撃当たるかと思った。
あとは、鯉夏を藤の花の家紋の屋敷に届ければいいのか。
鯉「…う、だ…れ？…ゆ…水ちゃん？」
『そうだよ！もう少しで着くから安静にね。たん、炭
子から聞いてるでしょ？』
鯉「！優水ちゃんもなの？なら早く行ってあげて、炭
ちゃんを手伝って」
『あちらには4人いる。鯉夏を届けたらすぐ向かうか
ら大丈夫！』
鯉夏はそれを聞いて安心したのか気を失うように眠った。
京極屋の女将のいる藤の家紋に向かった。
…何か鳥肌が…。
この時、Aはこの後女将さんに抱きつかれて中々抜け出せなくなることをを知らなかった。
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C(プロフ) - クルミさん有難う御座います！更新頑張ります♪ (2021年9月10日 17時) (
レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2021年9月9日 19時) (レス) id: de912df31b (このIDを非表示/違反報告)
C(プロフ) - シャーリーンさん有難う御座います！凄く嬉しいです！なるべく更新できる様に頑張ります！ (2021年8月21日 6時) (レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
シャーリーン - まじ好きです、更新頑張ってくださいね！ (2021年8月18日 0時) (レス) id: 6939ec7c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽坂 | 作成日時：2021年8月13日 17時
