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伍拾 激痛 ページ15

あれから10分後。


…今、激痛に襲われてます。


休憩をして多少はマシになったけど、それでも凄く痛い。


でも、遠くから鬼の気配が近づいてきてるので走って列車に向かってる。


絶対、猗窩座じゃん。


ドーン


列車が目視出来るくらいになった時、大きな音が響いた。


近くの森に入り、様子を伺う。


杏「何故手負いの者から狙うのか理解できない」


猗「話の邪魔になるかと思った。俺と、お前の」


杏「俺と君が何の話をする。初対面だが、俺はすでに
  君のことが嫌いだ」


猗「そうか…俺も弱い人間が嫌いだ。弱者を見ると虫
  唾が走る」


杏「俺と君では物事の価値基準が違うようだ」


猗「では素晴らしい提案をしよう」


そういうと、猗窩座は杏寿郎を見据えた。


猗「お前も鬼にならないか?」


杏「ならない」


即答する杏寿郎に、猗窩座は


猗「見ればわかる、お前の強さ。柱だな?その闘気、
  練り上げられている。至高の領域に近い」


杏「俺は炎柱・煉獄杏寿郎だ」


猗「俺は猗窩座。」


淡々と二人が話している中、炭治郎は鬼舞辻に近い存在にある猗窩座に驚いていた。


炭「(俺も加勢しなければ・・・・・)」


炭治郎は日輪刀を探していた。


杏「この少年は弱くない」


杏寿郎のその言葉に、炭治郎が顔を上げた。


杏「侮辱するな」


そういうと、猗窩座は諦めたように、「そうか」とだけ答えた。


猗「術式展開。破壊殺・羅針」


そして不敵に笑うと


猗「鬼にならないのなら殺す。今まで殺してきた柱た
  ちに炎はいなかったな!」


杏寿郎と猗窩座は、真正面から戦いだした


猗「そして俺の誘いに頷く者もいなかった!」


猗窩座の攻撃の一撃一撃が重く、刀を握っている手が痺れている。


杏寿郎は虚空を拳で撃つことによって、攻撃が離れた場所まで届く事に気づいたらしい。


術の仕組みを理解した杏寿郎は、改めて日輪刀を構えた。


杏「炎の呼吸 肆の型 盛炎のうねり」


渦のような炎が猗窩座の攻撃を防ぐ


杏「(このまま距離をとって戦われると、首を斬るの
  は厄介だな・・・・ならば・・・・近づくま
  で!!!)」


近づく杏寿郎に腕を振る猗窩座。


…この攻撃は左目が失明する。


痛くて麻痺している体に鞭を打って動かす。


『氷雪の呼吸 陸の型 雪泥鴻爪』


猗&杏&炭&伊「!?!?!?」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 悪女   
作品ジャンル:アニメ
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C(プロフ) - クルミさん有難う御座います!更新頑張ります♪ (2021年9月10日 17時) (レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 面白かったです!更新頑張ってください! (2021年9月9日 19時) (レス) id: de912df31b (このIDを非表示/違反報告)
C(プロフ) - シャーリーンさん有難う御座います!凄く嬉しいです!なるべく更新できる様に頑張ります! (2021年8月21日 6時) (レス) id: b162573b28 (このIDを非表示/違反報告)
シャーリーン - まじ好きです、更新頑張ってくださいね! (2021年8月18日 0時) (レス) id: 6939ec7c5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神楽坂 | 作成日時:2021年8月13日 17時

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