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Aside


突然だが、私の過去の話をしよう。


前話で五条が想像つかないと言って、その後虐められたんだろうとナレーションしていたが、


何故分かった??


彼岸花を生やしているのは、右目が真っ黒だから。


眼帯をつけてたら逆に怖いようで。


高専なら大丈夫と 夜蛾ちゃんに言われたが、


やっぱり怖いので花を生けている。


高専に来たのは、


"あのグループ"から逃げるためでもあった___________


柚月「Aちゃーんwほら、プレゼント❤︎」


[プレゼント]と言い、私に差し出したのは、


私が大事に育てていたシロバナヨウシュチョウセンアサガオをぐちゃぐちゃにしたものだった。


こいつは馬鹿か。


菜穂「あんた、気味悪いからゴム手袋何重もつけてやってあげたよ❤︎」


取り巻きの沙耶香はちょっと毒性のものに詳しかった。


マントヒヒとコオロギは分かってなさそうだけど


でも、、、


A「なんで朝ちゃんをこんな姿にした?」


私は術式で、植物と会話できる。


今、朝ちゃんが"助けて"と言っていることも、聞こえている。


菜穂「朝ちゃんwwwww」


柚月「え?何?口答えする気?」


そう言ってカッターを取り出すこいつは、


どこまで腐っているのだろう。


朝「ギャッ」


A「!!!!」


柚月「ほら、切り刻んであげたよ?感謝しな」


菜穂「柚月さんが言ってるんだから頭下げな!」


沙耶香「こんなブッサイクで馬鹿で汚くて植物に名前つける
  きもい私のためにありがとうございます柚月様だろ?」


元々沙耶香は、私の親友だった。


それが中学に入ってからはマントヒヒに何されたか、私を虐める側になった。


まぁ、そんな時にお父様が察してくれて、高専に来たってわけ。



______________________

NO side

A「こんな感じかな?私、要約苦手でさw」


硝子「阿呆だな。そいつら。」


煙草を吐きながら言う家入硝子は、誰が見ても怒っているように見えた。


五条「真っ黒な目?見せてよw」


夏油「ほんとにデリカシーないよね。見せなくても大丈夫だよ」


A「いや。見せるよ。信頼ないけどあんたらなら多分大丈夫なんだ。」


シュルッ


彼岸花が目の中に消えたと思ったら、、、


五条「___________黒い___________」


A「ね?醜いでしょ?虐める側は、遠ざけたくてやったんじゃない?」


そう言う彼女は、悲しそうな顔をしていた。

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作者名:音湖 x他2人 | 作成日時:2024年2月22日 17時

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