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櫻井さんを残して行くべきか悩んでたら錦戸さんが戻ってきた
錦「あ、櫻井様」
翔「あ、昨日はありがとねー」
錦「いえ…あ、店長呼んできましょうか？」
翔「あー…いや、大丈夫(笑)俺、待ってるから」
錦「じゃあ…ちょっとお待ちくださいね」
インカムで店長と話した後、錦戸さんに桜さん行きましょう、と促された
店内に入るとフロント脇のキャッシャーに店長がいて、私を見るとちょっと待っとけと一言
村「亮、マルと一緒に会計に回って、クロークでお客様の見送り。日払いの子はスタッフルームに集めて…あ、キャストは裏から出して。今日の送迎は…」
錦「ナンバーは愛華さんと瑞穂さんだけですね。」
村「せやな」
錦「送迎どうします？加藤でええですか？」
村「あー…せやな…いや、亮は愛華頼むわ。瑞穂は丸が担当して…クローズしたら店使うから、鍵返したらお前らはそのまま帰ってええで？」
錦「分かりました。」
村「じゃあ黒服は伝票取りに来て」
テキパキと指示を出して、テーブル毎の伝票をインカムで呼びかけたスタッフさんに渡していく
村「桜、もう会ったんやろ？翔くん」
「あ…はい」
村「今のうちにヤスにメイク直ししてもらってこい」
「…分かりました」
村「見送り前に翔くんVIPに通すから。ヤス、桜のメイク直ししたって」
店長がインカムで話しかければとことことやってきた安田さんがニッコリ
キャッシャー奥のVIPルームの一室に案内された
安「よっしゃ、可愛くしような？」
「あ、はい…」
安田さんがテーブルにメイク道具を広げて、魔法を掛ける
安「有名人なんやろ？」
「え？」
安「今から来る人」
「あ…そうですね」
安「信ちゃんの友達関係凄いよなー」
「店長って昔何してたんですかね？」
安「んー…俺も詳しくは知らんのやけどなぁ…確かモデルかなんかしてたんやなかったかなぁ？」
「へー…」
安「さっきおった横山さんも同じ事務所やったって話やで？」
「あ、そうなんですね…」
へー…確かに横山さんも店長も、手足が長くて身体のバランスがすごく綺麗だもんね
うん、納得
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作者名：はーちゃん | 作成日時：2019年11月19日 20時
