お嬢様信者が二十三人 ページ27
「ねえ、君たち早く彼女を連れてきてよ。ねえ、早く。もう、時間がないんだ。」
と青年は怒鳴る。
すると、その声に気づきサカヤが起きてきた。
「はぁ、あなたはまたマスターに会いに来たんですか？なぜこんな夜中に？朝や昼にやってくればい
いでしょう？」とサカヤは呆れてように吐き捨てた。
「ほんと嫌味な奴だね、サイヤ。確かここではサカヤだっけ？それにお前の敬語なんか鳥肌が立つからやめてくれない？」と青年はさっきよりも落ち着いて話した。
「敬語についてはすまんな。最近は敬語でしか話していないから癖になってしまってな。悪気はねぇんだよ。」とサカイは淡々と話す。
船員たちは混乱していた。
だって、いつも優しい敬語で話すサカヤが今は不愛想にサカイという名で呼ばれているから。
「僕はサカイに会いに来てないんだ。さっさとシオンを出せ。」と青年はサカイを睨みつけた。
「はいはい、分かったよ。ちょっと待ってろ。」とサカイは言い捨て少女の部屋へ行こうとした。
すると、船員たちがサカイを止めた。
「ちょっと！？サカヤさん！なんで承諾してるんですか！？それにあいつと知りやいっぽいし。」
と船員たちは焦った。
「大丈夫ですよ。彼はお嬢様に攻撃をするような人ではありませんから。」とサカイは少女の部屋に入っていく。
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ローザカニータ(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。コンパスやっているのでフォローしたいなと思いました。コンパスの名前はローザカニータで、アイコンはFeteコラボのセイバーオルタです。よろしくお願いします。これからも更新頑張ってください！ (2020年1月18日 18時) (
レス) id: eb8d689782 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (´∀｀)b星押しときますね (2019年8月12日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトサファイア - はじめまして！話がとっても、面白いです！！先が気になります。更新頑張ってください！ (2019年8月8日 23時) (レス) id: 2638324a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とくめいさん | 作成日時：2019年8月4日 22時
