お嬢様信者が二十一人 ページ25
あるものは少女の存在に疑問を持っていた
どうしてあの少女はあんなににも護られているのか
どうしてあんなににも強いのに弱者の真似をするのか
不思議でたまらなかった。
そのものはなにも考えずに少女の周りにいるものに聞いた
「彼女をどうして護っているの？」と単純に分からなかったのだ。
すると皆、別々の答えを導きだし、まるで練習をしていたみたいにすらすら言い出した。
「君は勘違いをしている、我々が彼女を護るのはしっかりとした理由があるんだ。」
と青年は言い出した。
「私はもう二度と彼女の手を汚してほしくないんだ」と遠くを見ていった
「彼女は自分を忘れようとしているんだ、大切なこと抱えているのに。だから僕は彼女に大切なことを思い出してほしいんだ」となにか思い出し泣きながら言った。
「彼女は今自分の中の何かと戦っているんだ。だから、彼女がこころと戦っている間俺たちが彼女の身体を護らなきゃいけないんだ。」と睨みながら男は言う。
「やっぱり僕にはなんにも分かんないかな、どうして弱者が強者を護る意味が」とあるものはまだ疑問を浮かべていた。
「はあ、君のような無能な子どもは。」と男はあるものを嘲笑った。
すると子どもは
「ふーん、僕は無能なんかじゃないよ。だって、僕は元シオンの右腕だったんだよ。ん？あれ？どうしてそんなにびっくりしてるの？もしかしシオン僕のこと話さなかった？」と子どもは首を傾げた。
周りは子どもが少女のことを名前で呼んだこととに怒り
こんな幼い子どもが右腕なんて信じられないと驚いていた。
それを見てあるものは笑った。
「フハハハハハ、その顔傑作だよ！せっかくわざわざ僕がシオンの様子を見に来たのに、君たちよりシオンに会いたかったな。いつもこの時間帯は月を見ながら僕の上げたお酒を、飲んでいるはずなのに。もしかして君たちがなにかシオンに吹き込んだの？」とあるものは周りを見て少々怒っていた。
「なにを言っている？お嬢様は身体は幼いんだ。だから、しっかり睡眠をとらなければ能力に影響があるんですよ。」と少々あるものを馬鹿にしたように言った。
「ふふふ、本当になんにも知らないんだね。シオンは何回能力を使おうと睡眠は必要ないんだよ？知らなかったんだね。」とあるものは目を細めて笑った。
「なんなんだよ、そんなにお嬢様のことを知っているのに今までどこにいた、！？」
と青年はあるものに怒鳴った。
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ローザカニータ(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。コンパスやっているのでフォローしたいなと思いました。コンパスの名前はローザカニータで、アイコンはFeteコラボのセイバーオルタです。よろしくお願いします。これからも更新頑張ってください！ (2020年1月18日 18時) (
レス) id: eb8d689782 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (´∀｀)b星押しときますね (2019年8月12日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトサファイア - はじめまして！話がとっても、面白いです！！先が気になります。更新頑張ってください！ (2019年8月8日 23時) (レス) id: 2638324a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とくめいさん | 作成日時：2019年8月4日 22時
