お嬢様信者が二十人 ページ24
『可笑しいは、何か起こる予感がするの』と少女は言い震えていた。
「ですがお嬢様、ここ最近で大きな事件は起きておりませんよ？」とサカヤは少女の頭を撫でながら優しく言う。
「ですがサカヤさん、お嬢様の感はあたります。気を付けた方がいいかと、」とマユは真剣に書類を見ながら話す。
「マユ、どうしてそんな真剣に書類と睨めっこしているのですか？」とサカヤはあきれた様子でマユに問う。
「それが、可笑しいんですよ船員たちの様子が。落ち着いてないのと夜中に数人で歩いてるんですよ。」とマユはリストを確認しながら頭を抱える。
「それは可笑しいですね。今晩、私が見回りしておきます。」
外に出歩いている船員たち皆、背中やおでこに意味の分からない痣のようなものがある。
マユはその痣が気になって仕方がなかった。なので、痣のあるものになんどもなんども聞いた。
「その痣はなんなの？」と言えば船員は「貴方に関係ない」としか答えない。
だが、あるものだけこう言った。
「教える代わりに、貴方にこの船から降りあの人に近づかないでください」と言い笑ったのだ。
マユ気に食わず、反論した。
「ハアー！あんたになんでそんなこと言われなきゃなんないの！」と怒った。
だが、ある者は
「お前のような奴があの人の近くに居るなんて耐えられない。いつか追い出してやるからな」
と言いマユを睨みつけ歩いて行った。
「アハハハハ！おもしろいねえ。ほんとに嫌いなタイプだよ。」とマユは笑い夜空を見上げた。
どこか不穏な空気を漂わせながらマユがゆっくり船の上を彷徨っている。
まるで操られているように。
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ローザカニータ(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。コンパスやっているのでフォローしたいなと思いました。コンパスの名前はローザカニータで、アイコンはFeteコラボのセイバーオルタです。よろしくお願いします。これからも更新頑張ってください！ (2020年1月18日 18時) (
レス) id: eb8d689782 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (´∀｀)b星押しときますね (2019年8月12日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトサファイア - はじめまして！話がとっても、面白いです！！先が気になります。更新頑張ってください！ (2019年8月8日 23時) (レス) id: 2638324a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とくめいさん | 作成日時：2019年8月4日 22時
