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〆．
「気持ちはなくても婚約者やし、仲良くしよや」
「はい」
それが、彼と初めて交わした会話だった。
中学三年生の時だったっけ。
それで、婚約者だからお互いへの理解を深めるために、と
同じ高校に進学し、同居も始まった。
「A〜髪乾かして〜」
「うん、そこ座って」
学校では婚約者だのなんだの言ったら周りがうるさいだろうと危惧して関係は内密にしている。
まあそれよりも、元気いっぱいな大毅くんと暗くて地味な私では釣り合わないと思われてしまうだろうから。
「Aに乾かしてもらうん、好き！」
「ほんと？私も大毅くんに乾かしてもらうの、好き」
「…………俺のことは？」
「ん？なーに？」
「いや、なんでもない！！」
ひゃひゃひゃ、と笑う彼のえくぼに指を突き刺した。
「なんで！？」
〆．
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まりん(プロフ) - 続き気になります！ (2019年5月2日 10時) (
レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
神なな - ほんとにぃっ！なんですか！？こんな可愛いお話…ヤバイですよー！シゲに抱きつかれるなんて夢のそのまた夢の夢の夢の…夢の…y‥更新頑張ってください！！！！次も必ず見ます！読みます！叫びます！ (2019年5月1日 19時) (レス) id: 23077af701 (このIDを非表示/違反報告)
A - な！なんですか！？！？このほのぼのかわいいお話は私今まで見たお話でいっっっちばんすきなお話かもしれないです！大変かもしれませんがこれからも更新頑張ってください！！ (2019年4月30日 21時) (レス) id: fe81496d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年4月30日 15時
