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DAY6:初対面 ページ7

初めましてがいっぱい





DAY6:初対面





『お、お邪魔します・・・』


玄関に入ると、その横をはじめさんが靴を脱いで通り過ぎて行く。
こっち来て!と言いながらこちらを向くはじめさんに、恐る恐るついて行く。

階段を上って視界が開けると、そこにはキッチンを兼ねたリビングに、男性が3人いた。

驚く3人。私も驚く。


は「昨日話してた女の子、Aちゃんって言うんだけど、連れて来ちゃった!」

「「「えぇぇぇ?!?!?!」」」


はじめさんの一言に3人が驚く。
その声にビクッとなる私。


「何て言って来てもらったの?」

は「んー?俺達の写真をまた撮ってもらいたいって言った!」

「確かに今日は何か写真を撮るって言ってた様な・・・」

は「そう!だから連れて来た!」

「その行動力凄いっすね・・・」


私が来た理由を各々尋ねながら、はじめさんの行動力に感心をする3人。


は「あともう1つAちゃんにお願いした事がありまして。まだ返事はもらってないけど」

「何お願いしたんですか?」

は「Aちゃん、今、写真とか映像を勉強する為に大学に行っておりまして!その学んだ事を実践という形で、動画の写真を撮ってもらったり、動画の編集をしてもらえないか?というのをお願いしました!」

「・・・うちのはじめが急にすみません」

は「何でー!!」


はじめさんのお願い事を聞いた3人の中の1人が、急に頭を下げて謝る。
その姿を驚きながら、少し笑いながらツッコミを入れるはじめさん。


「まあまあ。出会えたのも何かの縁ですし、とりあえず自己紹介しましょ。俺はやふへゐです。動画では“やふへゐ”って書いてるけど、読み方は“ようへい”です」


この人も動画に出ているのか。
古風な書き方をするやふへゐさんは、とても落ち着いていて大人っぽい雰囲気を纏っている。


「俺はだいちぃです。動画じゃ“だいちぃ”ってなってるけど、“だいち”で切ったり、“だいち君”って呼ばれてるので好きな方で呼んでくださーい」


この人も動画に・・・!
だいち君?いや、さんにしとこう。だいちさんの声色は少し明るく、きっと楽しい人なんだろうと想像出来た。


「初めまして。たなっちです。気軽にたなっちって呼んでください」


ラフな感じで挨拶して下さったのはたなっちさん。のほほんとした雰囲気を感じるが、話し方はテキパキとしている。





てか、ここにいる人達、全員お顔のレベルが高くないですか・・・?





.

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作者名:hmbmnm | 作成日時:2019年3月8日 1時

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