・ ページ5
2side
ki「お仕置きだね。」
2「やだっっ!」
自分が悪いのは分かっているけど、どうしても謝れない。
素直になれない自分が嫌だな。
でも、悔しいんだ。
千賀がいつの間にか物凄く大人になっていて。
俺と喧嘩しても、落ちついて収録に参加出来ていて、自分より大人になっていた。
それなのに、千賀のせいにしちゃったし…
みつ怒ってるよね…
でも、お仕置きは、痛いし、怖いから本当にいやだっ。
ki「拒否権ないから。」
冷たく言うみつ。
2「やだ!やめて!」
精一杯逃げようとしたけど、みつに、腕を掴まれて、あっという間にみつの膝の上。
2「やっ!ダメ!!」
みつにズボンを下ろされそうになり、必死に手で押えて抵抗していたら、
パチン
ki「痛っ!」
ズボンの上から、思い切り叩かれた。
驚いて手を離した隙に、ズボンとパンツを下ろされてしまった。
手を腰にまとめて押さえられる。
容赦なく手を振り下ろしてくるみつ。
パチーン パチン パチン パチン
ki「痛い!やだ!おろして!」
体を振って暴れれば、叩く力が強くなった。
2「やっ!みつ強い!やらっ!」
ki「動かないで。」
バチン バチン バチン パーン
何回叩かれているか分からなくなって来て、涙も出てきた。
それなのに、叩くのを辞めてくれないみつ。
涙はボロボロと零れて、もう抵抗なんてしている場合ではない。
2「痛っ!痛いよぉ、、、。
もぉやらぁ、、、ぐすっ(泣)」
ki「ニカ、なんか言うことないの?」
みつが謝る機会をくれた。
ここで謝らなければ、きっともっと酷いことをされる。
それに、自分が悪かったのもよく分かっているからちゃんと、謝ろう、そう決めた。
2「ふぇ……ごめっなさいっ(泣)」
ki「うん。ちゃんとみんなに謝れる?」
はやく、お仕置きを止めて欲しくって、首を凄い勢いでふる。
ki「よしっ。あと少し頑張ろうな?」
2「やらぁ!もうやっ!ふぇっ…もう反省したの!ぐすんっ…」
ki「反省してからがお仕置きだから。」
パチン パチン バチン バチン バチン パチーン
2「ぐすっ…痛いっ…」
ki「よしよし、あと3回頑張ろうな?」
2「やっ!」
バチン バチン バチン
ki「んっ!いった!痛い!(泣)」
2「よしよし、もう終わり。頑張ったね。」
やっとみつの膝から解放された。
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みかん缶 | 作成日時:2020年6月8日 21時