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第三十話ー夜姫ー （短い） ページ5
『ふー……』
集中。とにかく集中しろ、絶対に助けるんだ、私の大切な人を、家族を…！
ー応急処置終了ー
『終わった…そしたらしのぶさんは今すぐ蝶屋敷に。私がカナエさんを連れていく』
「」 ダッ
『はぁ…はぁ…』
疲れた。けど、まだ終わってない…とにかく早く、そしてカナエさんへのふたが少くなるよう全力で、走る！！
『リィイ！』
ダンッーー
ーーーー
「夜姫！カナエ様は…カナエ様は…！！」
「カナエ姉さんは…？！」
「…」 (しのぶ
『…全力は尽くした…後は、カナエさんの自然回復力に…た、よる…し………か』
バタンｯ
「！？夜姫っ！」 (アオイ
「よ、夜姫…！！」
「ど、どうしようっ」 (アオイ
「と、とにかく_____」
あーダメだ…意識が__
プツン
私の意識は手から離れた。
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作者名：和歌乃 x他1人 | 作成日時：2022年11月13日 18時
