第四十話 ページ15
ﾀﾝｯ…
『おーし着いたよ〜。義勇君、もう喋っても平気だよ』
「わぁ…さっきまでちょうやしきだったのにもう違うところについちゃった…！」
『速さだけは自信があるんだ〜』
「早い早いー！」
「何か御用ですか？」
「ﾋﾞｸｯ」
『ぁ…』
「？」
『えっと』
待ってくれショタ錆…ではないのか、錆兎がかわひぃぃぃぃいぃぃぃぃぃ！！頬に傷！くりくり目々！
『実は鱗滝さんに用がありまして…居ますかね』
「居ますよ。呼んできます」 テク…
『ありかと〜』
ーーーー
「…」
『…』
「…」
「…」
『…』
誰か喋って。
スッ
「！」
「お前が冨岡義勇か？」
「う！はい！そうですっ！！」
『ん“っ…』
今、今うんって言おうとしてはいって言い直した…！かわぴぃい…。
「…そうか。錆兎、真菰を連れてこい」
「はい！」 ﾀｯﾀｯ
「…」
『あ「お前が月詠夜姫か？」あ、そうです』
「…夜姫、もしお前の責任で誰かが死んでしまったらどうする」
『…腹斬って死にます。罪なき人を死なせた事は重い、自分は死して償いことしかできない…なんで、まあ、死にたくないなあとは思いますけど…精一杯頑張って腹斬りますよ、そのときが来たら』
「そうか…覚悟はいつでも出来とているんだな」
『はい！これが当たり前ですよ。なんだって、鬼を狩る仕事をしてるんですから！！
ね、錆兎君真菰ちゃん』
「「ﾋﾞｸｯ」」
「気づいていたのか」
『はい、結構前から！』
「新人に気づかれるとは、まだまだ修行が足りんようだな？話が終わったら相手をしてやろう」
「私さっきまで鍛錬してたのに〜！(汗
これ以上やったら死んじゃう…！」
「この程度じゃ人は死なん」
「うぅ…」 (錆兎
「そんなぁ」
『あっはは…』
言わないほうがよかったかな…？
鱗滝さんの口調…！！
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作者名：和歌乃 x他1人 | 作成日時：2022年11月13日 18時
