今世はホスト【桜蘭高校ホスト部】 (ページ8)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:661 hit

第六話ページ8

「環様聞きましてよ？血統書の無い仔猫を育ててらっしゃるんですって？
「ああ…仔猫というには貧相なんだが…困っている者を放ってはおけないだろう？」
「まあ、お優しいのね♡」
ガチャ

『環〜、買い出し行ってきたけど…ここ置いとくよ？』

「おー子ブタちゃん買い出しごくろーちゃんとかえたかにゃ?」
　は…？豚だと、言ったのか？……
『環後で学校裏来いやｧ』

「えっ？何々どうしたの、まさか告白…?」

『んなわけあるか、説教だわ説教』

「まああれが…?」
「説教？！」

『そー。あ、コーヒーお店まで行ってくるのめんどーだったからコンビニの引き終わってるやつ買ってきたけどいい？』

「すでに引いてあるヤツか？」

『代わりはそこまで無いけどインスタントだよ。カプラとかもインスタント食品とか言うでしょ？』

「おおっ！！お湯を注ぐだけで出来るという庶民のアレか！？」
「へえ…これが噂の庶民の…」
「貧乏人は暇がないから豆も引けないというのは本当だったんだなあ…」
「僕一度飲んでみたかったんだー庶民コーヒー!」
「庶民の知恵だ」
ーちょっと飛ばして次の日ー
「皆の衆、本日は庶民ラーメンに挑戦する！！」どん！どん！どーん！(めっちゃカプラが置いてある)
ピュー

『へ？いやちょ！私やらな』

「各自別々の種類を作ってみる事！！先生の教えに従うように！！」
「「「イエッサー！！！」」」

『ちょっと待って先生って…』

「巫女ー早くしてよ〜」

『私かいｯｯ！って、いつの間にこのリレーアンカーがよく来てるやつを？！』

「さっきこっそり後ろから〜」

『光邦くんっ！？なぜ君までこんなクソみたいな研究に参加してるの?!』
　もう最悪なんですけど？なんでカプラの作り方教える為に本読みの時間を削らんきゃいけんの？
『はあ…わかったわかった。』
『カップラーメンによって作り方違うから私に直接言ってね。大抵同じ作り方だけど焼きそばとかパスタは違うからね』

「巫女、俺はこの“豚キムチラーメン”とやらなんだがどうやって作るんだ？」

『あーこれかー美味しーよね。えっとね、まず全員分のお湯を沸かさなきゃだからちょっと待ってて』
「「分かった！！」」