今世はホスト【桜蘭高校ホスト部】 (ページ25)

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第二十二話ページ25

ー環ー
現在、俺は勿論、巫女の最期を見届けた光、馨、鏡夜、モリ先輩、ハニー先輩はしばらく家に引きこもっている、俺もそうだ。それ程、俺達は巫女の依存していたということなんだろうな。。。
『…巫女…』
コンコン

『…なんだ？』

「失礼致します。こちら__」

『手紙？』

「左様で御座います。____茶鎚巫女様から、もし自分が死んだら届けてくれと渡されましたので…」

『っ』バッ

「！」

『…』
手紙にはこう書いてあった。

【須王環様へ
　たっまきー、私死んだ〜？……うんうん死んだんだね！ちゃんと死んだ後に届いて良かったー。
ん？なんでこの手紙書いたかって？んなもんどーでも良くない？えー何さ何さ、聞きたい？…まっ、いっか。いいよー、聞かせてあげる…ってカッコつけてもたった一言なんだけどね。ただ書いてきたかったから、これでいーしょ。さーて本題入りましょか〜、本題というのは…この手紙と一緒に入ってる手紙を名前の人の元に“環の手で”届けて欲しいんだ！それともう一つのお願いがあるんだ。】
『…？』
バサバサバサｧ

『！！？これの事か…！』
【最後のお願いっていうのはね。私のお母さんを頼まれて欲しいんだ。私、お母さんより先に死んじゃって、お母さんが心配で仕方なくって…だから、お願いねー☆
んじゃ環へは次の一言で最期！】
ここで手紙は終わっていた。
『…最後の、一言で終わり…？』