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__グサ__
「君たちは知っているかな？」
『ぁ“…』
「人間、刺されるときの音は案外静かなんだよ__」
『っ“あ……』
「イッヒヒ」
「みこ、ちゃ」
「！！」
「「巫女ｯ」」
「巫女！」
「_____みこーーーーーーっづ」
バタン
静かであったはずの第三音楽室件ホスト部に__そんな不気味な音が響いたのであった。
第十六話 ページ19
「ぁ…ご、ごめ…泣きせるつもりじゃ………！」
「巫女…ごめん…泣かせるつもりは全く…ちょっと意地悪のつもりで…！」
『…そ、そっか。けど、意地悪でも…こういうのは、やめた方が…いいよ…？女の子に、嫌われるよ』
ビ…ビビ
『？』
ビッ (電気が消えた
『ひっ！！』
「わっ、電気が…！」
「わぁーん真っ暗で何にも見えなーいっ」
「…」
「停電か…？」
「みんな落ち着け！一箇所に固まっとけ、俺がブレーカー上げてくる！」
『ぁ、ぁっ…』
「？巫女！どうしたんだ？どこに…」
『く、くら…いの。こ、こわ…くって…っ』
コツ…コツ
『？』
何？足音…？けど…可笑しいな…
コツ…コツ
だんだん、こっちに…
ブッ (明かりがつく
「っ、巫女！」
コツ…
『え…？』
「みぃつけたあ♡」 ニタァ
ガッ (口をハンカチでおさせられる
『！？んぐ、んんー！んんーーーーー』
いや、いやっ誰か助けて…！
グッ…
『っ！！』
「「「「「「！！」」」」」」
「「巫女！/巫女ちゃん！」」 ダッ
「君たちは知っているかな？」
『ぁ“…』
「人間、刺されるときの音は案外静かなんだよ__」
『っ“あ……』
「イッヒヒ」
「みこ、ちゃ」
「！！」
「「巫女ｯ」」
「巫女！」
「_____みこーーーーーーっづ」
バタン
静かであったはずの第三音楽室件ホスト部に__そんな不気味な音が響いたのであった。
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作者名：和歌乃 | 作成日時：2022年10月27日 22時
