第十一話 ページ13
『…き ぐっ…!「しー、こんなのじょーしき。言葉にしちゃダーメ」…んっぱいきたんん』(やっぱり汚い)
「神夜くーん!」
「ほら指名客待ってるよ」 パッ
『分かってる。
はい、すみませんお待たせしてしまって』
「全然待ってないわ!それよりこれ、ちょっと下手なんだけれどお萩を作りましたの…良かったら食べてくれません?」
『え?』
「あ…もしかして和菓子はお好きでなくて?」
『ぁ…いえ、好きですよ。とても…』
「?ではなぜ…」
『…父が好きだったんです。それに…貴方が作った和菓子、とても愛がこもっているように見えたから…』 (微笑み
「きゅん…」
『いただいても?』
「え、ええ」
『パク…』
「…」 ドキドキ
『!…とても美味しいです。昔母が作ってくれたお萩の味がします…』
「ッッ私毎日でもお作りしますわっ!!」
『嬉しいです!』 ニコニコ
「(可愛い!)」
「っっ〜〜///」 (環←笑顔を直視した人
「た、環様…?」 (環の指名客
『…』 (何やってんだって顔
ーまたまた時は流れー
れんげ事件が起きた。その日から10日後、大大大事件が起きた。
「「「や」」」
「「「やってしまった…」」」
びちゃあ〜〜〜
「殿がこぼしたんじゃん。僕知らなーい」
「馬鹿者ォ!!!おまえらがぶつかってきたんだろーが!!」
「だって巫女が逃げるんだもん。せっかく男装させて遊ぼうと思ったのに」
「男装…」
「「見たいでしょ殿も♡」」 ぎゅ
「(見たい)」 らんっ
「うああ!!!見たいがしかししかし今はそんな状況では!!
つーかおまえら!!どさくさに紛れてその手はなんただーーーーーーー!!!巫女から離れろォ!!!」 キシャーー
「「べー」」
「…お客様もいないし騒ぐのは一向に構わんが…いいのか?
ぴた。
「くーーーー…」
『汚しちゃったのは仕方ないし起こして謝ろ…』
《《待て!!ハニー先輩に近づくな!!こっちに避難しろォ!!!》》
『何なのさもー』
「いいか?これはあくまで伝説なんだが…
えぇ…そんなこと言われても
『見たことないよ…あの光邦くんがあ?』
「今までが良かったからと言って今日もそうとは限らない!!その上これは先輩が大好きだった亡きグランマのお手製という噂!!」
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作者名:和歌乃 | 作成日時:2022年10月27日 22時