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第十話〜時は流れ〜 ページ12

時は流れ新年の春、世はまさに桜色。そんな季節にも関わらずいつものようにホスト部をしようと扉を開けた先には__昔の日本がありました。
「「いらっしゃいませ♡」」

『なんじゃあこりゃ』

「なんだ巫女か〜」 (馨
「お客かと思って配置に着いちゃったんじゃん」

『ごめんごめん。……私も着替えろと?』

「話が早くて助かるよ」 (鏡夜
「さ、これに着替えておいで」 (環

『えー…なにこの柄嫌だ。黒色ベースの桜の木が柄になってるやつある?』

「…鏡夜、今すぐ発注しておけ」
「了解。」
ー数分後ー
「届いたぞ」

『はや無理だと思って言ったのに…結局着ることになるやん

「さっさと着替えてこーい!」

『はいはーい』 テクテク



『終わったよ〜』

「おお!!」
「美しい…!」 (環(のつもり
「巫女ちゃんかわいー!」
「まあまあの仕上がりだな」

『和服だからこのかつらの髪型が合うと思う

「うんうん!似合うよー」

『いやーそれにしてももう新年かあ』
 …ん?
『となると光邦くんと崇さんがいなんぐっ「辞めなさい」んん〜!!』
ぱっ
『…急に口塞がないでくれない。苦しい』

「いや。どうなるか分かるだろう?今までのケイケンで…」

『…うん、ごめん』

「うん」

『うん』

「それそれお客が来るぞ。配置につけ」

「「『はーい』」」

ガチャ
『「「いらっしゃいませ♡/♪」」』
ーーーー
「巫女、指名だ。最近は指名客が多くなってるな。頑張っている証拠だ

『クリスマスの件が聞いているのかもです』

「そうか。…」
「巫女ちゃん巫女ちゃん」

『?どうし』

「ぞうり片っぽなくなった…」 べそ

『えぇ?どこでなくしたんですか…さっきまで履いてたでしょう?』

「ふええ」 ぐすん
「ハニーくん泣かないで!!私達が探してあげるから!!(汗」
すっ、、

「崇…」
「向こうに…おちてた
「ステキ…!!」
じぃーーーん

『良かったですね』
 てか涙モノ流行ってんだなあ。でもみんなどっからあんなに涙出てく
ドン
『おっと…』
ぽろっ
『…』
 そういうことかお前ら

「あ、ごめん」

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作者名:和歌乃 | 作成日時:2022年10月27日 22時

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