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第二十四話 ページ30

『ふぅ…よし、天元』

「まだその呼び方なのか?」

『あっごめん、癖ついちゃったみたい。宇髄さん、後は…隠に任せよ!』

「そだな」

『んじゃレッツ』
ズッ_
『ご…?』

「夜姫!!」

『___ゲホ…』 バタン

「夜姫ッ」 バッ
「オイ大丈夫か!!?」

『っ…私はいいから、鬼を…!!』

「そんなこと言ってる場合じゃねぇよ!胡蝶んとこ行くぞ!!」

『っ…』
ーーーー
2日後
『…』

「夜姫…」
ガラ__
「見舞いきたぞー…まだ目、覚めてねぇのか」
「そうなの…心配で…っ」
「すまねぇ、俺がもっと気を張ってればあの存在に気づけたかもしれねぇのに」
「宇髄くんは悪くないの…」

『…』 ガバッ

「「ビクッ」」

『お腹すいた。おはよー、朝ごはん作るか〜』 ←伊之助似

「「…」」

『?どうしたの?カナエさん、宇髄さん、そんなドキも抜かした顔して…せっかく二人とも綺麗な顔なのに勿体ない

「…夜姫ぃっ!!」 ガバ

『わっ!どうしたの?カナエさん…』

「おま、急に起きあがんなよ!!びびったわ!!」

『えっへへ〜、ごめんごめん!けどお腹減っちゃって』

「そりゃ二日間何も食ってねぇからなっ!(笑」
「夜姫、夜姫ぃ…!無事でよかったわぁッ」 泣き泣き

『御免なさい。気づいてたんだよ、もう一匹最低いるって』

「は?じゃあなんで言わなかったんだよ!」

『いや、だって…私一人ならあの任務内容で納得だけど柱居るんだよ?なのにあの任務内容は可笑しいって思ったんだ〜。柱だし分かってるかなって思ってさ。まさか分かんなかったの??え?

「最後の一言無駄だ!!」 ゴツン

『い“っだ!!?病…じゃなくて怪我人よ?!私!一応ね!?

「そんだけ煽って大声出してんなら平気だな。俺帰る

『も〜!!……ありがとね。お見舞い来てくれて』

「…」

『二日ずっと来てくれてたんでしょ?だってほら、果物沢山置いてある』

「…別に。」 がらら…

『ツンデレ…』

「わぁーんッ、夜姫〜っ」

『あ、カナエさん残ってた』

「よ た…グスッ」

『!!』
『…宇髄、さん…?』
 もしかして泣いてる??…えっ、その面見たかった!!宇髄さんのポリシーが許さないんだろうけど!見たかった!(二回目)だって宇髄さんが泣くなんて滅多にないじゃん!!あー見逃したー!くそ〜。

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作者名:和歌乃 | 作成日時:2022年11月8日 13時

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