第十三話 ページ15
「…お話はすみましたか?」
『あっ、すみません//!』
「いえ。鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼は御自身で選ぶのです」
ーーーー
『…』
「んな鉄の塊だされてもなァ…何がちげぇんだか…」
『…』
スゥ__
『…?』
これ…何…?なんか…黒の糸が…。
私が見えていたのは、一本の黒い糸だった。糸の先と先には自身の手の甲と、他の玉鋼より一回り二回り大きな玉鋼__。
『…これにする』 スッ
「?デケェ塊だなァ、そいつにすんのか?」
『うん、これにする!』 テッテッ。。
「お決まりですか?」
『はい、これにしますっ。あ、それと…』
私は二刀流に憧れて、鍛錬の時も二刀流でやっていたので二刀流を作ってもらえるようあまねさんに言っておく。
「…二刀流ですか…」
『難しいですか?』
「いえ、刀鍛冶の方にお願いしておきます。夜姫様は先に隊服の寸法を測りますのでこちらに。」
『分かりました!』 テクテク
ー寸法を測り終わりー
『あっ不死川さん!途中まで一緒に』
「夜姫様」
『はい?』
「先待ってんぞォ」
『ぁ、うん!…何でしょうか?』
「隊服なのですが。前田様が担当でして、少し時間がかかるとのことでしたので刀と一緒にお持ちします。お時間、有り難うございます」
『そうなんですね!分かりました、伝えてくれて有り難うございますっ』 テッテッテッ
…オイ前田、変な隊服にするじゃねぇぞ!!(ジャイアンっぽく)
いやマジで胸がめっちゃ出てるとかなんか変なやつにしないでね…??
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作者名:和歌乃 | 作成日時:2022年11月8日 13時