*story 62* ページ22
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そして、あんなことがあったにも関わらず、私の『白川 蓮華』として毎日は平凡に過ぎていく。
「蓮華さぁ〜ん。これお願い」
「はい!ありがとうございます」
今日のシフトは、可愛い梓さんと2人だったのでとても嬉しい。
半面、透さんが居ないことに少し寂しさが無いわけでもなく……私、Mに目覚めたのかもしれないと意外と本気で悩んでいる今日このごろ。
「お待たせしました〜。モーニングセットです」
「ありがとう!蓮華さん」
ルンルンとモーニングプレートをご機嫌で運び、ソファにちょこんと座っている少年の前に出すと、にっこりと嬉しそうに笑った少年が私にその笑顔を向けてくる。
破壊力100000。まじで、可愛いこの子。
「いえいえ。コナン君、今日は1人なのね〜」
心の中の悶えを抑え、何でもないふうにそう聞くと
蘭ちゃんは空手の合宿、小五郎さんはまだ寝ているとの事だった。
「あっ、そうだ!蓮華さん」
「ん?なに〜?」
「今度、探偵団のみんなと博士とでキャンプに行くんだけど蓮華さんも一緒に来ない?」
え。なんという幸福なお誘い。
あの天使達に会えるどころか…バーベキューやらテントでお泊まりやら、色々出来ちゃうわけですね!
「私が行ってもいいの?」
一応遠慮して聞いてみると、コナン君(最強天使様)はうん!と満面の笑みで頷いてくれた。
もう、私は死にそうです。
かっわいいいいいいい。この子!!!
「じゃあ、今週の土日に行くからポアロで待ち合わせね!」
にっこりと笑ったコナン君。
そんな彼に癒されていた私は、まさか……この少年が私の正体を探っているとは微塵も思わなかったのであった。
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てる(プロフ) - 華緒〜KAO〜さん» わわ!ごめんない!書き直します!ありがとうございます! (2018年5月22日 0時) (レス) id: 1a0e49df6a (このIDを非表示/違反報告)
華緒〜KAO〜(プロフ) - 途中から蓮華 が蓮香 になってて 名前変換がされなくなっちゃってます(><) めちゃくちゃ面白くてドキドキして面白いので応援してます! (2018年5月22日 0時) (レス) id: d5aee746e1 (このIDを非表示/違反報告)
てる(プロフ) - 奈楠さん» ありがとうございます!!悪役の中でジンニキは神ですw頑張ります! (2018年5月18日 12時) (レス) id: 1a0e49df6a (このIDを非表示/違反報告)
奈楠(プロフ) - 凄く面白いです!!!ジンニキイケメンかよぉぉぉぉ!!更新頑張ってください!応援しています!! (2018年5月17日 21時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てる | 作成日時:2018年5月14日 21時