金平糖ちゃん、お喋りするらしいよ ページ17
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「よかったァァ金平糖ちゃん、生きてたァ!!」
伊「あれだけ多量に摂取したが…どうなっているのやら。獣にはあの血は効かぬのか?」
不「さぁな。胡蝶も血のことはよく分かってねぇみてぇだし、俺らにわかるわけねェよ。」
伊「それもそうだな。おい、鬼早く行くぞ。夜明けまでに時間が無い」
蛇の人さんが私の手を掴んで引きずる。
もうちょい優しくできないのかね、チミは。
?「女を乱雑に扱うのは男としてどうか。」
「ん?」
伊「なんだ?」
不「俺は何も言ってねぇぞ」
?「嗚呼、これは失敬したな。お足下からする」
伊「………おい、まさかこれが話しているとでも?」
「こ、金平糖ちゃん…?」
金「ご名答だ。」
____どうしよう、全然可愛くない……((
伊「なんと、面妖な……」
不「血のせいなんじゃねぇの?」
金「その通りだ、傷だらけ男。」
不「態度でけぇな猫のくせに」
金「ならばこれでいいか?」
シュルシュルと金平糖ちゃんの形が人型に変わる。
あっという間に身長の高い男の人になった。
銀色の毛並みとそっくりなサラサラの髪の毛。
深い青色の瞳。美男子だった。かっこいい!
「金平糖ちゃん、オスだったんだ」(ショック)
金「そう落ち込むな主。俺も今この姿になれて
心底驚いているんだ。」
「そのわりには嬉しそうだね」
金「主とこうして手が繋げるからな。
なぁ主、こんな無粋な者共といては危険だ。
蝶屋敷へ戻った方がいい。」
伊「……不死川、此奴斬っていいか?」
不「奇遇だな、俺もそうしようと思ってたところだァ」
金「そうだ、主や。金平糖という名を改めてくれないか?」
二人の刀を後ろも見ずにサッサっと避ける金平糖ちゃん。いや、金平糖くん?
「うーん、そうだね。なんて名前がいいかなぁ?
ねぇねぇ、不死川さんなんて名前がいいと思う?」
不「知るかァ!適当に付けとけや!
どうせこいつはここで斬り捨てる!墓石に掘りやすい名にでもしとけ!」
墓石に掘りやすい名前って何!?
一文字ってことかな?
「一(はじめ)とか?」
金「主がくれる名なら何でも嬉しいが
そう安易に考えられるとなると哀しいぞ」
「うーん。あ、深影とかどうかな!」
深「深影か、しかと胸に刻んだぞ主」
「よーし、深影ちゃんよろしくねー!」
深「主、俺は男だ…」
伊不((この化け猫、攻撃が全く当たらねぇ…))
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ロゼ(プロフ) - あら、お友達と鬼滅の刃ごっこ!楽しそうですね!私もやりたいです!by友達はネットにしかいない人 (2020年3月6日 17時) (レス) id: a5d276ecd2 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - チョコレートさん» チョコレートさん、あけましておめでとうございます!!少しお待ちくださいねー(*´ ∨`) (2020年1月3日 13時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します!続きめっちゃ気になります (2020年1月2日 23時) (レス) id: dcdae6c8af (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - あやはさん» あけおめでございます! 読んで頂きありがとうございます! (2020年1月2日 20時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - あけましておめでとうございます!!あらら…これからどうなるんでしょうか…気になりすぎます! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 6eaa72729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翔月 | 作成日時:2019年12月5日 0時