恋柱に恋を教わったらしいよ ページ10
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甘「そう、恋!胸がねドキドキしたり、
キュンキュンしたりぐわって締め付けられたり
そんな感覚がする素敵な病なのよ!!」
「どき、どき……きゅんきゅん…」
甘「まだAちゃんは気づけてないかもしれないけど、いつか本当の恋を見つけたら
私の言ったこときっと分かると思うわ!」
ニコリと笑うみつりちゃんに私は首を傾げることしか出来なかった。そんな忙しい感情は持ち合わせてなかった。
「炭治郎くんは失くしたくない人だよ。
でもきゅんきゅんはしないかなぁ??」
甘(無意識恋愛……いいわ!すっごくキュンキュンしちゃうっ♡♡)
みつりちゃんがどうして赤くなってるのかは
よくわからないけど、その顔は可愛いと思う!
甘「Aちゃんは可愛いしいい子だからきっとすぐに良い殿方に出逢えるわ!」
「えへへ、そうかな!
でもみつりちゃんだって優しいし美人さんだから
もう既にいい人に出逢えてるでしょ?」
甘「……」
みつりちゃんの顔が少し曇った。
聞いちゃいけなかったのかな…?
甘「実はね、この髪色のせいでね…一度もお見合いに成功してないの。気味が悪いんですって…。
それに力も女の子なのに強いし_」
「っ」
『気持ちわりぃ髪色だな、バケモノが』
___どうしてだろうね
みつりちゃんも、私も。
何にもしてないはずなのに、人と少し違うだけで
愛されるはずだった人生にヒビが入っちゃうんだ。
甘「だからね!私、鬼殺隊に入って自分より強い殿方を探そうと思って!鬼殺隊のみんなも柱のみんなも私の事認めてくれたの!!
私の居場所はここだったんだって、やっとわかったわ!」
「みつりちゃん…」
甘「Aちゃん、どんなにつらくても
どんなに誰かに貶されても、いつかきっと
Aちゃんを愛してくれる人は現れるから!
現に甘露寺蜜璃はAちゃんのこと
大大大好きよ!♡」
ぎゅっと抱きしめられ、甘い匂いとふんわりと香った花の匂い。自然とみつりちゃんの背中に手を回した。
___ねぇ、無惨様
___人間には優しい人もいるよ
___無惨様もどうか触れてみて欲しい
この切ないほどに優しい暖かさに。
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ロゼ(プロフ) - あら、お友達と鬼滅の刃ごっこ!楽しそうですね!私もやりたいです!by友達はネットにしかいない人 (2020年3月6日 17時) (レス) id: a5d276ecd2 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - チョコレートさん» チョコレートさん、あけましておめでとうございます!!少しお待ちくださいねー(*´ ∨`) (2020年1月3日 13時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します!続きめっちゃ気になります (2020年1月2日 23時) (レス) id: dcdae6c8af (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - あやはさん» あけおめでございます! 読んで頂きありがとうございます! (2020年1月2日 20時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - あけましておめでとうございます!!あらら…これからどうなるんでしょうか…気になりすぎます! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 6eaa72729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翔月 | 作成日時:2019年12月5日 0時