検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:11,071 hit

ページ3









「魘夢くん、ご飯を食べましょう。」





お弁当を持ったその子はわざわざ毎日
昼休みになると俺のクラスまで来る。
この子が来るのは大体、自慢か、昼飯。暇なの?





「聞いてください。」





パカッとお弁当箱を開けながら口を開いた。






「今日、告白をされました。
おそらく君よりは私の方がモテます。」





その言葉にピタリと手が止まった。
告白?サラッと人に言えることじゃなくない?
え、結果とかは?なんて返事したの?






「魘夢くん?どうかしましたか?」




魘「いや…別に何ともないよ。



…俺だっていつかは告白くらいされるからね。」








「そうですね、きっと明日にはされますよ。
予言しときます。」






満足そうにお弁当を頬張る隣の子に
例えようのない感情を抱きつつ俺も購買で買ったパンをひと口齧った。









……しまった、ブルーベリージャムだ…。
イチゴジャムの方と間違えた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:魘夢 , キメツ学園 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します。素敵でした‥‥ (2020年10月29日 1時) (レス) id: ceb9a8276d (このIDを非表示/違反報告)
nerine(プロフ) - 初コメ失礼します。とても楽しく読ませてもらいました!面白かったです!! (2020年4月22日 21時) (レス) id: b9ed9857b8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:翔月 | 作成日時:2020年4月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。