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音楽室の席に着く。
ん？、引き出しの中になにか入ってる。
ゴソゴソ
箱型の筆箱が入ってた。
裏をみると、丁寧にクラスと名前が書いてあった。
TH「A？」
確か、同じ学年の地味な子。
ていうか陰キャ。
ここに筆箱を置いておけば良かったのに、
からかってやるかという好奇心で届けに行くことにした。
♪。.:＊・
音楽の授業が終わり、みんなが一斉に教室から出る。
少し待ってからでることにした。
誰もいなくなり、俺も出ようとすると、
ガラガラｯ
俺に気がつかず筆箱が置いてあった机に向かう彼女。
机を漁って、筆箱が無いことに気がつくとわかりやすく肩を下ろす。
TH「これ、探してんの？」
彼女が振り向く。
一瞬、ドッキとした。
いつもは、前髪で顔が隠れていて見えないけど
振り向いた瞬間
髪のあいだから綺麗で端正な顔が見えた。
『それ、私の筆箱です｡ありがとうございます。』
筆箱を取ろうとするから、サッとかわした。
彼女のことをもっと知りたい確実にそう思った。
久しぶりに、テンションが上がる。
タカラモノを見つけた時のような気持ち。
TH「そんなに簡単に返さないよ〜、Aちゃん」
『名前で呼ばないでください。それに、授業が始まるので早くしてもらえません？』
普通なら、俺と話せるだけで女は嬉しくなるのに彼女は違った。
だから、もっともっと知りたい。
俺の好奇心をさらにくすぐる。
TH「この筆箱返すから、放課後俺につきあって」
『無理です。』
即答、結構メンタル傷つく。
そんなことを考えてると、
筆箱をサッと取られ教室から出ていった彼女。
TH「うわっ、行っちゃった。」
放課後、クラスに迎えに行こ。
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エミ(プロフ) - 日本ニダさん» 日本ニダさん、お久しぶりです^^コメントありがとうございます！嬉しいです…//続編いってらっしゃいませ！ (2018年1月8日 1時) (
レス) id: 71cc309969 (このIDを非表示/違反報告)
エミ(プロフ) - なおみんさん» 毎回！？ひゃあー、ありがとうございます(*^^*)続編出しました！優しいお気遣いありがとうございます(´nωn`)頑張ります！ (2018年1月8日 1時) (レス) id: 71cc309969 (このIDを非表示/違反報告)
日本ニダ(プロフ) - 読み終わりました！凄く良かったです！続編行ってきます！ (2018年1月7日 18時) (レス) id: e0b4a419fa (このIDを非表示/違反報告)
なおみん(プロフ) - 毎回とても楽しみに読んでいます！続編も楽しみです！楽しみにしてますので無理せず頑張ってくださいねぇ！応援してます！！ (2018年1月7日 15時) (レス) id: b6d94f7621 (このIDを非表示/違反報告)
エミ(プロフ) - あみさん» 続編出すと思いマス。面白いなんて嬉しいお言葉ありがとうございマス。更新頑張りマス。笑 (2018年1月5日 1時) (レス) id: 71cc309969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エミ
| 作成日時：2017年11月14日 9時
