8話 ページ9
卒業式や春休みも終え、今日は入学式。珍しく全員で通学。
クラスの掲示板を見ると、私はA組。後藤はＢ組だった。それぞれクラスが違うため、せめて最後に…と薬研に抱きついておいた。
1人で教室に向かい、自分の席に着くと、目の前のカエルっぽい可愛らしい女の子から声をかけられた。
「ケロ、私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。お友達になりましょう」
「わ、私は粟田口Aです！！私で良ければぜひ！」
ケロ、と笑みを浮かべた梅雨ちゃん。
……かわいい。
「ちなみに個性は蛙よ。蛙っぽい事は基本できるわ。Aちゃんは？」
「私は『鎬藤四郎』と『治癒水』。鎬藤四郎は鎬藤四郎って言う短刀を具現化できるヤツ。治癒水は治癒を纏った水を出せるの。」
「水…。私水は大好きなの。Aちゃんの個性、とても素敵ね。」
「あ！！掲示板の前で黒髪イケメンに抱きついてた人！！」
指を指してる声の主は全体的にピンク色の女の子。かわいい。
「ねぇねぇ！！あの人って彼氏！？でも周りにもうひとり女の子とふたり男の子いたよね！！」
「えと…五つ子の兄弟で、女の子っぽかったあの子、男の子だよ」
「うっそ！！ほんと！？五つ子ってすごい！兄弟多いんだ！！」
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け
ここは…ヒーロー科だぞ」
(((((((なんか！いるぅ！！))))))))
寝袋に入ったもっさりした人。どうやって移動してきたのか気になるけど。おそらくこの人は担任だろう。
「静かになるまで8秒かかりました
時間は有限。君たちは合理性に欠くね｣
やっぱり……と納得していると、ジャージに着替えて外に出るよう言われていた。
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ミリア - あと今後他の作品を作る予定があったら刀剣乱舞とコラボかトリップか転生したKアニメかリボーンかワールドトリガーかフェアリーテイルの作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも体調に気をつけて更新頑張ってくださいね応援します (2018年5月4日 12時) (
レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きで凄く続きが楽しみです。オチが決まってないなら焦凍が希望です。 (2018年5月4日 12時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴琳 | 作成日時：2018年4月30日 16時
