4.やな奴 ページ4
《貴方side》
?「あーーーー！！！｣
A「！？！？！？｣
誰かが私を指差しながら立ち上がった。
皆の目が私からその男子に移る。
？「おまえ、朝の奴じゃん！転校生だったのか
よ！！！｣
朝の赤髪の彼…同じクラスだったんだ…
紫「なんだアキラ。Aと知り合いか？｣
赤「朝会ったんすよ！なあ！A！｣
貴「……｣
── 答えられなかった
また、裏切られるのが怖かった
紫「よしっ！じゃあ、A！席はアキラの隣
にしよう！Aも知り合いの方が良いだ
ろ？｣
正直、ありがた迷惑だった
私のことを怖がってる奴の方がまだマシだ
貴「ﾁｯ…｣
赤「はぁ？お前今舌打ちしただろ！先生っ！！
今こいつ舌打ちした！！｣
やっぱり、めんどくさい
紫「おいおい…仲良くしろよ。アキラ、わかんな
いこととかあったら教えてやれよ？
Aも、アキラに色々教えてもらえ。｣
やめてほしい
どうせ学校にも来ないんだし
仲良くなんて…したくない
貴「……｣
赤「なんだよお前。返事ぐらいしろよ！｣
ダメだ。こいつとだけは仲良くできない。
まぁ、どうせクラスのどんな人とも仲良くはできないけど、こいつは特に無理！
貴「ﾁｯ…｣
イラついたのでまた舌打ちをしてやった
赤「あ！また舌打ちしやがった！｣
紫「はいはい！これで朝のSHRは終わりです！
アキラ！仲良くやるんだぞ！それから…
A！ちょっとこっち来い。｣
《つづく》
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お久しぶりになってしまいました…
実になんと８ヶ月ぶり!!!!!!の更新です…
決してメイトを降りたわけではありませんので…
これからは更新していこうと思います…
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作者名：さおりん | 作成日時：2017年11月3日 23時
