Become a mate ~仲間~ 《泉奏》 (ページ3)

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3.怖がりページ3

《貴女side》

教室の前。いよいよだ。

ザワザワという話し声が聞こえる。

…怖い。また、あの時の事が思い出される。

『…感情をなくして…』

『…できるだけ無表情に…』

あの時から、私の中で心がけるようになったこの言葉。

また、心の中で繰り返す。

紫「……頑張れよ｣

そういってポンと背中を押した。

怖がっているのに気づかれたのだろうか。

ｶﾞﾗｯ…

そう考えているうちに九瓏先生が先に教室に入る。

紫「おはようございまーす｣

生徒の話し声がゆっくり止んでいく。

ガタガタっと椅子に戻る音がした。

「おはようございまーす｣

生徒の元気な声。

前の学校と同じだ。

どうせこいつらも前の学校の奴らみたいに、私を裏切るんだろう。

そう考えると、九瓏ケント先生も信じられなくなってくる。

…今日はサボろうか。

そう思った瞬間に

紫「A！入ってこい！｣

ガシッと腕を捕まれてしまった。

貴「…ﾁｯ｣

舌打ちをしながら、仕方なく教室に入る。

紫「このクラスに転校生がやってきました！名
　前は、杏(からもも)A。皆、仲良くし
　てやれよ？｣

私の見た目を見て、やっぱり教室がざわつく。

?「あーーー!!!｣

《つづく》

よくわかんないところで終わるし、文も下手くそだしで、申し訳ありません((T_T))
3話なのにまだ先生しか出てきていないので、
これから頑張って出します！
めちゃめちゃ長編になりそうですが末永くお付き合い下さい！