楠雄君の部屋で 3. ページ6
――だからそうだと何回も伝えているだろう?Aは本当に馬鹿なのか?
ため息をつきながら僕の脳内に言葉を伝えてくる。今まで信じなかった僕が、楠雄君の言ったとおり馬鹿のようだった。
まじまじと僕はハワイの風景を見る。とても綺麗で透き通った海、砂糖の様にサラサラな砂浜、眩しい太陽。
どれも綺麗で偽物とは思えない程のものだった。これは信じるしかない。
「ほ、本当だったんだね…。疑ってゴメン…。ところでこれ、家に戻れるの?」
僕は、楠雄君が超能力者という事の次に気になっていた事を聞いた。
――戻れない…ということになったら、Aはどうするんだ?
僕は少し考えた。そして考えた結論は、
「楠雄君とここに住む…かな?」
という結論になった。
しかし、楠雄君は驚く様子も無く
――そうなのか。分かった。じゃあ家へ戻るぞ。
そういう風に返し、僕と手を繋いだ。
瞬間移動で家に帰って来た。僕たちは、ハワイへ行く前と変わらず、ずっとボーっとしていた。
多分、もう少しで夕飯だと思う。お腹減った…。
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人間 - 続きをお恵み下さいっっっっ(( (2021年10月21日 11時) (レス) @page16 id: b3f999ebd1 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 文章がしっかりまとまっていて読みやすかったです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください。 (2018年3月25日 23時) (レス) id: 742cc533c4 (このIDを非表示/違反報告)
虹色水晶(プロフ) - ネオン氏さん» あー…、そうなんですか…。愛樂七一 さんに変わって状況報告ありがとうございます。忙しいのか…待つしかないですね…。 (2017年5月22日 17時) (レス) id: e9b675a13e (このIDを非表示/違反報告)
ネオン氏 - 虹色水晶さん、たぶんあいつ絵描くので忙しいと思いますよ。あ、俺リア友です。(縁切れましたけど)ツイッターとかさがしてみると近状がわかりますよ…すいません…関係ないのにほんと私情で俺も小説投稿者として七一が虹色水晶さんや閲覧者を待たすことが嫌だったのでw (2017年5月22日 0時) (レス) id: ce240d2550 (このIDを非表示/違反報告)
虹色水晶(プロフ) - 愛樂七一 さん…?お忙しいですか? (2017年4月18日 14時) (レス) id: e9b675a13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛樂七一 | 作成日時:2016年8月4日 9時