三日目 (捏造注意) ページ14
僕たちは、朝の7時くらいに起きた。
僕は眠くて仕方が無かった。
なぜなら前の晩、楠雄君が今日の夜3時まで電気をつけて本を読んでいたからだ。
「楠雄くーん、寝ようよー…。早く電気消してよ…。明日学校で読めばいいじゃん。」
僕がそう言うと、楠雄君は
――あ、それもそうだな。じゃあ寝るぞ。
と言い、さっさと寝てしまった。
もう起こる気力も無く、「あぁ、うん。」と言い、僕も寝た。
その結果がこのクマが出来そうな目である。
朝ご飯を食べ、歯磨きをし、登校しようとしていた。
「おっと、うわっ!」
靴を履く段階で、扱けそうになった僕は楠雄君に掴まった。
すると、急に廊下に楠雄君も合わせて戻ってしまった。
「え?楠雄君何かした…ファッ!?」
楠雄君の方を見ると、明らかに脱力した…そう、当に『無』というような顔をしていた。
「えっ、ちょ、何してんの?ってうわっ!」
歩き出そうとしたら、急に戻った。
理由を聞きたい、とそう思ったら、
――『タイムリープ』だ。僕が無にならないと永遠にこのままだ。しっかり僕に捕まっておけ、A、離したらどうなるか分からないぞ。今は僕が無になったから大丈夫だが…。いつ、どこでまたタイムリープになるか分からないから、一応肩を組んどくぞ。
「あ、う、うん。」
とそれだけ返事し、肩を組んで家を出た。
住民の人が僕達を笑いながら見ている。
「は、恥ずかしー…。」
僕は俯いて一言呟いた。
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人間 - 続きをお恵み下さいっっっっ(( (2021年10月21日 11時) (レス) @page16 id: b3f999ebd1 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 文章がしっかりまとまっていて読みやすかったです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください。 (2018年3月25日 23時) (レス) id: 742cc533c4 (このIDを非表示/違反報告)
虹色水晶(プロフ) - ネオン氏さん» あー…、そうなんですか…。愛樂七一 さんに変わって状況報告ありがとうございます。忙しいのか…待つしかないですね…。 (2017年5月22日 17時) (レス) id: e9b675a13e (このIDを非表示/違反報告)
ネオン氏 - 虹色水晶さん、たぶんあいつ絵描くので忙しいと思いますよ。あ、俺リア友です。(縁切れましたけど)ツイッターとかさがしてみると近状がわかりますよ…すいません…関係ないのにほんと私情で俺も小説投稿者として七一が虹色水晶さんや閲覧者を待たすことが嫌だったのでw (2017年5月22日 0時) (レス) id: ce240d2550 (このIDを非表示/違反報告)
虹色水晶(プロフ) - 愛樂七一 さん…?お忙しいですか? (2017年4月18日 14時) (レス) id: e9b675a13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛樂七一 | 作成日時:2016年8月4日 9時